しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご) |
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◆ 5958 ★ 被害者だとアピールしがちな人 ◆ |
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2022.4.1.
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記事転載(もとの記事) 記事が長い時間の経過で、消えてしまうことがありますのでね、転載させていただいています。 遠藤司株式会社リグリットパートナーズ執行役員、皇學館大学非常勤講師 ------------ 3月2日、GIGAZINEに「被害者だとアピールしがちな人は「他人からいい人に見られたがる傾向」があるという指摘」と題する記事が掲載された。 記事によれば、自分は被害者だと頻繁にアピールし、他者の同情を得ようとする人は、他者からよく見られたがり、他者への共感能力にも乏しい、ナルシストの傾向がある可能性が高いことが、ブリティッシュコロンビア大学のEkin Okらの調査によって分かった。 人間は、他者の苦しみに共感し、またそれを取り除こうとする傾向がある。 そのため彼らは、自分の苦しみを訴えることで注意を引き、共感や経済的支援を受け取る戦略をとるのである。 しかも、被害者になることで自身の報復を正当化することができ、ときには被害者が働いた不正行為に対する非難を、最小限に抑えることも可能となる。 彼らは、物的利益を求めて嘘をつき、周りを騙す手段として、他者を中傷する可能性が高いという。 厄介なことに、自分の苦しみを頻繁にアピールする人は「いい人に見られる」ことばかり気にかけ、「実際にいい人になる」ことには、興味を示さないようである。 このような傾向は、すでに心理学において主張されてきた。 しかし多くの人は、彼らのアピールに共感し、支援をしてしまう。記事にあるように、われわれは虚偽の被害者と本物の被害者を見分け、本当の被害者のほうを支援するよう意識すべきである。 ********* くれくれさんの見分け方 ギバーは、ただその人のために与えようとし、見返りを求めようとはしない。 反対にテイカーは、与えれば大きな見返りが返ってくる場合に限って、与えようとする。最後にマッチャーは、自分と相手との利益・不利益のバランスを考え、帳尻を合わせようとする。最近の言葉を用いれば、テイカーとは「くれくれさん」のことだと考えて、差し支えない。 グラントによれば、テイカーは、手柄を自分のものにする。色々と頼みごとをしてくる。自分が一番目立つように写真を撮る。自分の取り分は一番大きいに決まっていると思い込む。人を助けるのではなく、操作しようとする。成功は自分のおかげであり、失敗は誰かのせいだ。ひとが何も与えなくなると、うらみ、足をひっぱろうとする。さらには、報復のためには手段を選ばず、ときに人に嘘をつくことまである。 このようなテイカーは、レックしているかどうかによって、見抜くことができる。レックとは、複数の鳥が一か所に集まり、集団で求愛する行為だ。同じようにテイカーは、大人数の集まりのなかで、どうすれば自分をよく見せられるかを考えて、行動するのである。例えばFacebookなどでは、実物以上によく見える自分の写真を投稿している。また、露出度が高く、慎み深さに欠けている。言葉も押しつけがましく、自己中心的で、傲慢だ。自分をよく見せようと、うわべだけのコネクションをつくることに躍起になる。頼みごとができるようにと、連絡を保つのである。 以上のようなテイカーの特徴を踏まえれば、実のところテイカーには、ナルシストがなりやすいといえる。カリフォルニア大学のロバート・エモンズによれば、恩知らずな人たちは、自分に酔う傾向を表している。過度の自尊心や傲慢さ、虚栄心、称賛と承認への飽くなき欲求がみられるのである。これらはいずれも、テイカーの特徴を示している。 エモンズは、ナルシストとは、自分に深く没頭する人であるという。彼らには深く、満足を与えてくれて、互いに高めあう対人関係に必要な「共感」が欠けている。そのため、贈りものを贈る人の精神状態を特定せず、感謝することができないのだと、エモンズはいう。
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