しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご) |
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◆ 5947 ★ 空飛ぶ茶室 ◆ |
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2022.3.31.
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長野県 茅野市 ******** 低すぎ庵 (2017年) 手で曲げた銅板を葺いた屋根 壁面には、焼杉。 茶室の作者 藤森照信(てるのぶ)さん 江戸東京博物館館長 ********* 木の壁にろうそくと、炉の火の灯りのみ。 この「低過庵」は、天井がスライドして、露天にできる。 あはは。楽しい。 *********** 藤森さんは、建築学部。 91年 遅咲きの建築家デビュー。 自然の素材を活かした建築物を次々と発表。 ********** 建築家って楽しそう。 (*゜▽゜*)ノ
******** 「高過庵」地上から6.5メートル こんなに高いとは思わなくてね、それで高過庵 笑。 フツーに怖いよね。 でもまあ、インパクトはある。 今まで見た中で一番インパクトがあるかも。笑。大切なことは、見た人が、その建築物のことを忘れないことだよ。 *********** 細川護熙元総理は、60才で陶芸をはじめ、70歳から絵もはじめたらしい。 今では薬師寺の屏風絵なども作られている。 晴耕雨読の簡素な生活には茶室くらいはあっても良いかなという事情から、藤森に茶室を依頼。 ********** 「施工は俳優座の大道具さんに頼み、仕上げは、藤森さんの仲間たち、縄文建築団の皆さんでワっと来て作った」 のだという。 元総理は、「私は、ちゃんとしたお茶はダメなんですよ。茶室で鍋もしてしまうし。」 ********* 茶室の完成後、藤森さんには、出来た茶室を引き渡したくないという感情が芽生えたのだという。 笑。 なるほど。 それは理解できる。 ********* 私は、茶人でもあるので、色々な茶室に関心があるからね、多くの芸術家が茶室を作っているし。 私も、自分の持つ空間で、色々楽しんでいるというのが実のところだと思う。 ********* 【空飛ぶ泥船」 地上3.4メートルの高さに浮かんでいる。 イメージは、最初はクジラだったのだが、大きすぎ、構造上モタないと思えたので、縮めたら「フグ」になってしまった。 藤森さんは、空飛ぶ建築というのを作りたかったと語る。 それは、大学の卒業作品も、そういう作品で、建築家となり、ずっと、空に浮かぶ建築物を目標にしてきたということになり、晩年、夢を叶えたということである。 ********** お茶というのは、本当に自由な表現を好む場であって、それは、産まれたときから、そういう「人を楽しませるため」の場所であったからだろうと思うし、茶人になろうという人は、元々、そういう、ホスピタリティも高いということだろうと思う。 (*゜▽゜*)ノ
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