しゃぼんだま　あおいそら　
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆　5610　★　金継作業-2　◆

2022.2.18.

楽茶碗風の金継。

1000円で購入の茶碗。

もしかしたら、１円ぐらいだったかもな。笑。送料が1000円ぐらいするのは普通なので。

届いたら、結構ひび割れていて、

でもまあ、あまりの造形美に大満足。

そんでもって、そのまま長らく使ってたんだけど、久々に金継をするので、ついでに、この子も、修理してあげようという気持ちになる。

あはは。黒い部分がひび割れ部分だからね。

結構大破したのを、元値が高かった為、持ち主が修理(もしくは、専門家に依頼)という感じで、丁寧にボンドで貼られている品だったと思う。

凹部分も細いため、ボンドは使わず、漆を間に差して、まず、本体を接着して補強する。

漆は、霧吹きや、ドライヤーを利用して、湿度7０・気温25度前後の環境を、箱の中などで作り、その状態で５分ぐらいすると硬化が始まるので、半乾きになったら、金箔を一気に貼りつける。

それから、柔らかい筆とか、綿棒のような品に、柔らかい布を巻いて、それでポンポンと、金箔を漆に定着させてゆく。

あとは、１か月ぐらい乾燥させれば完成。

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