しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5783 ★ 腸内細菌 ◆

2022.2.14.

認知症予防、腸内細菌叢の変化と関係 食事見直しで改善も もの忘れセンター・佐治直樹副センター長に聞く


元の記事

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【今から始めよう!70代まで働く健康術】

2025年には高齢者の5人に1人は認知症になる(厚労省資料より)。近年、認知症は腸内細菌と関係があり、食事内容を見直すことで腸内細菌叢(そう=多種多様な細菌の集まり)が変化し、予防につながる可能性が示された。

「認知症は高齢になって当然発症するわけではなく、中年期から脳は徐々に変性します。そのことに腸内細菌叢が関わると考えられるのです。

腸内細菌分類でエンテロタイプ1群(バクテロイデス優位群)を保持している人は、認知機能が低下していることが、私たちの研究でわかりました」

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こう話すのは、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)もの忘れセンター副センター長の佐治直樹医師。2016年から「もの忘れ外来」の受診者の協力を得て、認知症と腸内細菌の関係をさまざまな角度から研究している。

「認知症は、大脳白質病変や脳萎縮と関連しますが、これらは腸内細菌とも関係していました。大脳白質病変の主な原因は、加齢や高血圧ですが、それとは別に、腸内細菌やその代謝産物も関与している可能性があります」

大脳白質は、脳内の神経線維が束になっている部分で、末梢の細い血管が詰まるなどして血流が悪くなると変性する。これを大脳白質病変という。原因は加齢や高血圧に伴う動脈硬化が関与するが、それ以外に腸内細菌叢の変化の影響を受けている可能性がある。しかも、脳の容積が減少する脳萎縮にも関与するので、腸内細菌を侮れない。

「認知症の前段階・軽度認知障害でも、認知機能正常群と比べて、バクテロイデス優位群が多いことがわかりました。認知症の前段階から腸内細菌叢は変化しているのです」

腸内細菌叢は人間の腸内に棲み、良い働きをする細菌や、悪い働きをする細菌など、さまざまな種類で構成されている。今世紀に入って検査技術が各段に進歩したことで、腸内細菌とその代謝物質が、免疫の病気、感染症、肝がん、糖尿病、歯周病など、さまざまな病気と関わることが明らかにされつつある。

一方、認知症といっても、アルツハイマー型認知症、脳血管疾患による血管性認知症、幻視を伴うレビー小体型認知症など、原因となる病気が違う。特にレビー小体型認知症は、神経難病であるパーキンソン病との関りが深く、アルツハイマー型認知症や血管性認知症とは原因が異なる。

「現在、当センターの『もの忘れ外来』で、腸内細菌とレビー小体型認知症との関係についての調査を実施しています(別項参照)。将来的には、食事による認知症の改善や予防にもつなげたい」

次週、食事による認知症予防を紹介する。 (安達純子)

■「腸内細菌とレビー小体型認知症の研究」参加者募集

国立長寿医療研究センターの「もの忘れセンター」が、腸内細菌と認知症の研究の一環として、レビー小体型認知症の人の腸内細菌について調査を開始し、参加者を募集している。参加条件は、レビー小体認知症と診断された人または疑いのある人で、同センターの「もの忘れ外来」を受診できる人。詳細は、「もの忘れセンター」のホームページ参照(「国立長寿医療研究センターもの忘れセンター」で検索)。

問い合わせは、腸内フローラ研究事務局(メールまたは電話0562・46・2311 内線7714=月・火・金曜の10〜15時)。

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あはは。受けたい。(*゜▽゜*)ノ

 

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