★オットちゃんとの不毛な会話。

笑。

テレビで、濱田庄司先生の陶芸作品なんかが流れる。

オット「この人、陶芸界で、人間国宝の第一号なんだよね。」

オジャラ「ああ、河井寛次郎先生が、人間国宝、断ったからね。弟子の濱田先生に打診が行ったからね。」

オット「河井寛次郎は、受け取らなかったのかよ」

オジャラ「そうだよ。あの人は、謙虚な人だったし、金にも困ってなかったみたいだからね」

オット「弟子だったのに、濱田庄司は、師が断った、人間国宝を受け取ったのかよ。サイテーだな。」

オジャラ「濱田先生も頑張ったんだよ。フツーに貰うと思うけど、寛次郎先生が特殊なんだよ」

オット「嫌、先生が断ったら、弟子もフツー断るだろう。それが日本男児だぜ。俺は、濱田庄司は、ゼッタイに認めない。」

と、激高。

笑。(*゜▽゜*)ノ

あはは。

フツーに貰うよねー。

アタシは、河井寛次郎先生の方が、お作品も、人柄も好きだけどさ。笑。

そうだよねー。

「名も無き陶工」というコンセプトにこだわって、作品にサインを入れなかったんだよね。

そうしたら、ニセが一杯でちゃってさ。

笑。

画商が、「ニセが出て困ります。」

というと、

寛次郎先生「僕の作品にソックリ出来ていて、その作品も良い作品なのであれば、誰が作った作品でも良いじゃないですか。それも、立派な作品なんです」

と答えたそう。

大きいぜ。

(*゜▽゜*)ノ

創作者というのは、ここまで大らかになれないよな。

と思ったり、

やっぱり、精神の器のサイズが、結局は、作品に出ちゃうんだなと思ったりもした。

*********

それにしても、作品に埋もれているな。

汗。

(*゜▽゜*)ノ

はー。