しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご) |
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◆ 5726 ★ ばら撒き ◆ |
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2022.1.16.
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(税金の)バラマキというのは、別に、コロナに限ったことではない。 ダムだって、道路だって、新幹線だって、工事の間、地方で全く経済の動きが無いエリアに、大量の工事人が何年も働くだけで、店ができ、街は活気づく。 美術館だって、存在すれば、掃除する人、キュレータ―、受付の人、売店の人、カフェの人。 送迎のタクシーやバスの人、展示をするためのスタッフや、運送会社、額縁屋さん、作家さんの士気。 色々な変化がある。 ********* 足立区は、金がかかるから、美術館は作らないという方針を貫いている。 それは、強硬に反対するグループの存在である。
********* 私は、公的な団体(自治体など)に助言を行うような仕事をしている人が知人と、《ダムや、道路などの、地方の「ムダ」と言われている工事の話》をしたときに、目的は、「何かを作る」ということがゴールなのではない。 と聞かされ、その話は、一度で理解できた。 ******** 雇用を発生させ、冷え切った地方に、お金をバラ撒く大義名分として、《ダム》や、《道路》、《湖岸工事》なんかのプロジェクトが提案されるわけで、それは、国家の、日本経済を地方に還元するプロジェクトということになる。 ******** ところが、反対する人は、そういう、自分の居住エリアに、何百億もお金が貰えて、そのお金で多くの人たちの雇用が確保され、地域社会が活性化され、自分の生活も潤うことなどは考えたりしないのだ。
「環境が破壊されて、生態系が乱れる」とか、「税金のムダ」 とかいう反対スローガンで、折角、地方の政治家たちが、中央から税金を地方に回してもらうように活動してきた、長い時間の努力を、無駄にしてしまってきた。 ということになる。 ********* 私の立場にすれば、どちらも一生懸命だったという感想しかない。 コンクリートで自然を固めて、それで生態系が崩れてしまうということは、否定できないけれども、多くの人の雇用のためであれば、多少の生態系の破壊は仕方がないとは思う。 絶滅する動物というのは、進化に対する適用能力に欠けているだけで、コンクリートの工事があってもなくても、長い時間の経過の中で、どのみち淘汰されてゆく。 ********** 私が話したかった骨子は、「コロナ」という禍を大義名分に、集めた税金をばら撒くというのは、ダム新設工事などと比べて、(反対運動が少ないので)政治家にとっては、物凄く、進めやすい案件ということになる。 ********** 国民は、支払った税金を、国家に還元してもらう権利がある。 税金は東京に集中しているため、それらを、地方に、順番に還元する政策を打ち立てるのが、政治家の仕事でもある。 政府は、ダムとか、道路とか、コンクリートで色々固める造作という思考から脱却し、日本の自然環境をよりよく整えるとか、観光スポットになるような建造物とか、寺院仏閣などにお金をバラ撒いて、荒廃した昔の建築物を整備させ、日本の文化財を恒久的に維持できる方向に、もっとお金を支払うべきだろうと最近は思う。 コンクリで固めても、自然の力には到底勝てないからねー。汗。 長い目で見たら、自然との共存というナチュラル思考で、さりげなく遊歩道を作るとか、事故を最小限に防ぐような改善をするとか、地元の人も納得のゆくような方向で進めるのが最小コストで住む。
*********** それにしても、バイト先の近くで、歩道橋にペンキを塗る工事というのをやってるんだけどさ、4か月もかかるって、どうかしているよね。 という憤りは、あるにはある。 笑。 (*゜▽゜*)ノ 世の中、上手くゆかないもんだよね。 ただ、通勤路が狭くなって、道路の交通整理のおっちゃんが、2人も、毎日来てくれていて、彼らの給料のために、私は、我慢しよう。 という、多少、大人な感想も言えるようにはなったと思う。 コロナで、働き先を失った人が、何とか働ける場所を確保することも、政府の仕事なのでである。
********* この、絵具の上に描いた墨が、剥離しないことを祈るばかり。汗。 紙に直書きだと、剥離はしないんだけどね。 ポスカラへの定着がどうかだよねー。 心配―。
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