しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5708 ★ ピカソ ◆

2022.1.1.

平野さん

ピカソというのは、偶像、歴史・戦争という抽象的(たぶん、事象的と言いたかった)なテーマではなく、

目の前に存在する、女性・ギターなど、身近に実在するものを解体して、再構成して、新しい表現を模索する。

ということを繰り返してきた画家である。

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ゲルニカの空爆を聞いたときに、ピカソの前後にある空間が解体されてしまい、たとえば、実在していた教会も、家も、何もかもが爆破されて、解体されてしまった。

なので、具体的なモチーフを解体するという表現では足りずに、ピエタとか、過去の歴史上の宗教画のような表現も踏襲して、この大作の構成を練り上げた。

と考えられる。

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成程ねー。

あの、死んだ子供を抱いているのは、ピエタ像なのか。

納得。

そうだよねー。

結局は、そうなるんだよねー。

(有名画題に表現が寄っていくという意味)

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理解できる。

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当時、パリにいたピカソは、惨事を見ることなくこの絵が描かれた。

とされているけど、
第一次世界大戦は経験しているからね。

戦争の傷や、何もかもが破壊されて無になってしまう。

というような、悲惨な戦争体験は、脳裏にはあったと思うのが自然だろうと思う。

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戦争を知らない私には、書くことは出来ない絵なのだと思わされる。

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「絵は見る人によって、初めて生命を与えられる。牛は牛、馬は馬だ。鑑賞者は結局、見たいように見ればよいのだ。」

by

パブロ・ピカソ

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