しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5670 ★ 乾筆(かっぴつ) ◆

2021.12.8.

越前麻紙に、大きい平筆で、掠れさせながら絵を描いてゆく技法。

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へー。

筆の先を根元から1センチぐらいでカットしちゃうのかー。

スゴイな。

紙が擦れて、めくれまくる。

個人的には、好きなマチエルじゃないけど。笑。

技法としては、メモせざるを得ない。

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あの筆は使ってみたい。

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篁牛人(たけむらぎゅうじん)

実家は富山のお寺。

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残されたお作品。

新聞紙に胡粉を塗って作画。

今だったら、現代芸術と言えなくもないけどな。

新聞は弱いからな。

アタシも、アマゾンの間に挟んであった紙にドローイングをしていた時期があって、事情があって、あの時は貧乏だった。

でもまあ、描かないことはできないからね。

仕方がない。

作品が残ったということが大事なんだよ。うん。

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54-60歳まで放浪時代。

いいなー。

アタシも放浪したい。笑。

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この頃、麻紙(が高くて)を利用できなかったため、別な抽象表現などを試みる。

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スゴイな。

素晴らしい。

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自由だな。(*゜▽゜*)ノ

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没骨(もっこつ)技法

墨の線を使わず、面だけで描画する。

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彼は、小さい売り絵を持って、富山近隣を放浪し、金持ちそうな家に入って、絵を売り歩いたという記録や、作品が残っていることもある。

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昭和三十七年、絵は売れず、一日で酒八升。

汗。スゴイな。すこぶる好きの悪酒。

飲めば唯我独尊

【儂(ワシ)は天才じゃ、絵や書に師匠などはない。】

としゃべりまくり、際限がありません。普通の世間話が出来ないため、周囲の人はただ逃げ回るばかりです。

(息子さんの言葉)

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いけばなの作家の友人 さかいゆきおさん。

生活のための売り絵を描いていたので、友人は、その行動を諭すため、売り絵と思われる絵を、庭で全部燃やしてしまったという出来事。

作品と思う絵だけ持ち帰りなさいと伝え、タクシーで帰したのだそうだ。

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まもなく、牛人から一通の手紙。

「いやな売り絵をかくのは致し方ないとしてもそれを待ってもいない人の処へ「売りに行く」のを六十有才の今日まで続けてきてこれからもこれからもと思うと悲しかったです。

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わかるー。

(*゜▽゜*)ノ

アタシも、売り絵を描くのを辞めたことがあった。笑。

売ろうと思うと絵が悪くなっちゃって、人に媚びたりするのは、筋が違うと学んだことがあって、薔薇の絵は封印したんだった。笑。

 

 

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