しゃぼんだま　あおいそら　
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆　5667　★　立石タイガー展　◆

2021.12.5.

秋晴れのため、何処の美術館に行くか検討。

三井は休館中だし、戸栗は、ぐるっとパスの無料から外れてしまったため、それ以外。

埼玉近代美術館かー。

と展覧会内容をチェックすると、立石タイガー展。

テレビで情報を拝見して、是非見たいと思っていたけれどもコロナで行けなかった展示である。

へー。埼玉近代美術館と、うらわ美術館の二か所開催なのかー。

なるほどー。

うらわ美術館は、まだ行った事が無い。

ということもあり、早めに出発する。

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恒例の、田端で降り無ければならないのに、駒込まで行ってしまうという失態も繰り返してしまう。

はー。

今度から、日暮里で山の手に乗ったら、座らないようにしよう。いつも爆睡しちゃうんだよねー。地下鉄と、ＪＲだと、座り心地が違うからかしらねー。(意味不明)

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とりあえず、埼玉近代美術館に無事到着。

頑張って、行っただけの内容で、行ってヨカッタ。という感想。

テレビで作品を拝見したときに、ダリの筆致に似ているなと思っていたのを、自分の目で確認する。

流石に上手いよねー。

当たり前か。

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感想を言えば、漫画家もされていたこともあるのだとは思うけど、絵の中に情報が多すぎて、画面展開も、いくつかに分割して、コマワリのような進め方をするために、全体的な出来上がりが、まとまりがなくて、散漫としているなという感想。

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何て言うんだろう。

近くに掛けていても、心がざわついて、くつろげない。

とかね。

そんな感じ。

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スゴイなと思ったことは、小さなカットとか、絵本の原画などであっても、油彩やアクリル画などで作られていて、その全部が揃っているとかね。

普通は、バラバラになりがちなんだけどね。それは、作者ご本人が、意志を持ち、まとめて持ってくださる方に託したという結果だと類推できる。

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本画には、必ず精密な小さい下絵もあって、その原画も展示されていて、興味深かった。

その、下絵のような、小さいメモみたいな絵なんかも展示されていて、引き込まれた。

とりあえず、絵が上手い。

この絵を大量に拝見できたことが、本日の収穫だったと思う。

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近代美術館の一階の常設展示では、

中野四郎さんという彫刻家の作品がいくつも展示されていた。

素晴らしい内容で、地元の作家さんを、地元の美術館が収蔵することの意義の大切さを痛感した。

美術館の一つもない足立区は、こういった、優れた作家さんがいたとしても、作品がゴミになってしまうわけだもんね。

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近代美術館の公園には、子ども連れのご家族が、日曜日を楽しんでいて、子どもは、レジェ(違ったらゴメン)の裸婦像の前に立ち、ちょっと触っては、遠くに駈けて行ったりを繰り返していた。

レジェだよー。

あはは。

浦和に引っ越そうと、真剣に考えている。

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