しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5663 ★ 茶人肖像画のリスト ◆

2021.12.2.

元の記事

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茶の湯に生きた伝説的茶人たち

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1 小堀遠州(こぼりえんしゅう)

その美意識は「きれいさび」

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2 古田織部(ふるたおりべ)

利休の弟子となり“わび茶”の真髄を学びつつも、師とは異なるアバンギャルドな美意識を茶碗や道具立てに発揮し、「へうげもの(=ひょうきん者)」と呼ばれた大名茶人。しかしその根本には利休の茶の湯の基本があり、新しい時代に即した表現を試みていたというのが織部のすごいところ。「黒織部沓形茶碗 銘 わらや」はゆがんだ造形が特徴。この奇抜な魅力こそ、織部が目ざした茶の湯の神髄なのです。

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3 柳宗悦(やなぎむねよし)
「用の美」を唱えた民藝運動で知られる柳宗悦は、初期の茶人たちの自由な発想を敬いつつ、禅とのかかわりに注目して、茶道具に心惹かれていきました。宗悦は“わび茶”の原点である名もなき陶工がつくった高麗の雑器・井戸茶碗を目にしたときに、民藝運動の指針を発見。この視点が現代の茶の湯に受け継がれているのです。

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4 武野紹鴎(たけのじょうおう)鴎という字は、森鴎外の鴎と同じ文字

納屋衆(なやしゅう)と呼ばれる堺の豪商の家に生まれ、新しい芸術文化に触れてきた紹?は、珠光の弟子・藤田宗理のもとで茶の湯を習得。唐物をはじめとした名物道具の古典的な美しさに惹かれて多数手に入れながら、国産の雑器なども積極的に使用した華やかな道具立てで、独自の境地を開拓。紹鴎によって“わび茶”の窓口が広がりました。「亀甲蒔絵棗」の瀟洒な姿が、紹?の古典的美意識を物語ります。

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5 益田鈍翁(ますだどんのう)
三井物産初代社長で数寄茶人の益田鈍翁は、明治時代に茶道具の蒐集にのめり込み、自宅で定期的に開いた茶会で近代の茶の湯を発展させた大立者。「佐竹本 三十六歌仙絵巻」の買い手がなくて困っていた古美術商に、切って分割販売することを提案するなど、常識にとらわれない斬新な思考には、ROCKの魂が感じられます。

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6 本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)
寛永の三筆に数えられる能書家で、琳派の祖となる絵師・俵屋宗達(たわらやそうたつ)を見出し、硯箱などの工芸にも才を発揮。徳川家康から拝領した鷹峯(たかがみね)の地で茶の湯に親しむ一方、樂茶碗の歴史的名碗を数多く残した光悦は、茶の湯を介して文化芸術のさまざまな分野に独自のセンスをいかんなく発揮した、マルチ・アーティストの先駆けでした。

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7 松平不昧(まつだいらふまい)
松江藩7代藩主の不昧は、困窮していた藩財政を立て直すために厳しい倹約を実行。黒字になると、茶の湯の名物道具の蒐集に熱中します。そして、自分の茶道具を詳細に格付けし直した「雲州蔵帳」を編纂。新しく不昧流を創設して菓子職人を育てるなど、茶の湯文化を江戸時代後期に花開かせた、名プロデューサーでもありました。

8 原三溪(はらさんけい)
富岡製糸場のオーナーで、生糸王(きいとおう)と称された原三溪は、鈍翁の茶会に参加していた近代数寄者のひとり。実業家として大成功し、関東大震災後には私財を投じて復興を支援し、また若くて有望な日本画家たちを経済的に応援。茶道具においても、優しくて穏やかな味のある和物を大切にするという姿勢が、リスペクトの対象となりました。

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9 村田珠光(むらたしゅこう)

「山上宗二記」に足利義政へ茶の湯の楽しさを教え、一休宗純(いっきゅうそうじゅん)に参禅したことなどが書かれているものの、ほかに記録が残っていない伝説的茶人。室町時代の高価な道具立てに疑問を呈し、弟子に残した書状「心の文」には、「完璧なものではないものにひそむ美を見出すことこそ真の数寄」と説いていて、“わび茶”の祖とされます。「灰被天目茶碗(珠光天目)」は、珠光が所持した、完璧ではないからこその美を有する天目茶碗。

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丿貫(へちかん)
山科での、世捨て人同然の暮らしの中で茶の湯をたしなんだ、稀有な茶人。利休が招かれた折、露地に落とし穴があることに気づきながらあえて落ちてみせると、丿貫は風呂を用意しており、清々しい気分で茶を楽しませたと伝わるほか、北野大茶会では朱塗りの傘を立てて秀吉を感心させるなど、利休も一目置くユニークな存在でした。

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以上 転載終了

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柳宗悦が三位って、、、、、。汗。

(*゜▽゜*)ノ

知らない人がイッパイいるな。

肖像画像が手に入るかな。

 

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