しゃぼんだま　あおいそら　
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆　5640　★　息子さんも一緒に働く店　◆

2021.11.17.

この前、息子さんも、一緒に働くようになった店で、店主さんとの会話

店主さん「まあ、将来どうなるかは、判りませんけどね」

おじゃら「それはさ、仕方が無いことなんだよ。商売(料理)って、才能だからさ。もし、ムリなようなら、それは、そこまでなんだよ。」

店主さんは、大きく頷く。

子どもとはいえ、他人様の人生に口出しする権利は、親にはない。

商売には、細やかな心遣いとか、そういう、ホスピタリティが楽しいという、根本的な精神構造(商魂)が求められる。

料理人なのであれば、旨いものを作りたいという意欲や、丁寧に料理をする技術や精神性も必要である。

【どこまで心を配るのか】という料理人の配慮に、食べる人がお金を払うのである。

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ホテルのモーニングを担当していたときに、卵料理を出すことがあった。

スクランブルエッグ、オムレツ(キッシュ)、卵焼きなどを交互に出すのだが、「卵焼き」は瞬時に無くなってしまう上に、作るのに結構時間がかかるため、作らないことに決めたことがあった。

笑。

大切なことは、時間配分や、消費が集中しないことである。

どんなに人気があったとしても、卵焼きのために、他の料理が作れないのであれば、意味が無い。

他の料理は、瞬時に無くなるということも無く、営業時間の三時間で、バラバラと吐ける感じで丁度ヨカッタ。

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キッチンの仕事といえど、学ぶことや、考えさせられることは沢山ある。

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