しゃぼんだま　あおいそら　
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆　5602　★　新作　◆

2021.11.2.

最近は、アクリル画でよく描くかな。

ああ、ＣＤを壊したりもしているけれども。

おかげで、基盤についての理解も進む。笑。

非力だからね、何かを壊すのも、一日１０分を何日もかけてみたいなことも多い。

ドライバーが見つからないとか、ネジ穴が細すぎて、細いドライバーが見つからないとか、そんな世界。笑。

掃除していると出てきて、また解体。

とかね。

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【まる　さんかく　しかく　まんだら】

pop禅画。笑。

かわゆす。

この絵は、月輪・完全なる円の中にある、心の窓をおおきく開いて、座禅している己が、悟りを開き、宇宙に飛び出ているという絵である。

それが、曼荼羅になっているという絵で。笑。

(*゜▽゜*)ノ

我ながらポップな仕上がり。

しかも、無計画に描き始めたので、右側が切れてしまうという自由度。

大切なことは、紙の大きさなどというものに支配されない心の自由さである。

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禅画の心得は、

【禅画を描くときには、禅のことも、何もかもを忘れて、絵を書くこと】なのだそうだ。

そういう意味では、的を射た絵である。

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あまりにも雑なので、少し仕立て直しをする。

ぼんやりしていたら、何枚も作ってしまっていて、この絵は売れるんだろうかと、ちょっと不安になる。

笑。

まあいい。

一個ずつバラして、Ｆ０サイズのカンバスに貼るという案もあるし。

別に売れなかったとしても、誰も困らない。

少なくとも、この絵を描いている時間は、私にとっては至福の時間であり、そういうものが絵から出てきていることも嬉しい。

美術館なんかを見て歩いていると、特に、公募展は、絵を作りすぎて、その人の心情が辛いことまで解る。

そんなに辛いのであれば、絵など辞めればいいのにと思うこともある。

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そういえば、横尾忠則さんの展覧会。ご本人の映像で、「絵を描くのには、もう飽きているし、手も腱鞘炎で痺れて、上手く描けなくなっているけれども、それでも、どこまで描けるのか、描いてやろうという気持ちだ」

と話されていて。

最近のお作品は、何か、ぼんやりしているなと思ったけれども、老化により、思うように筆運びが出来ないからだということが理解できたので、イロイロな辻褄が合ってきた。

なるほどー。

絵の世界は深いわー。

晩年のルノアールとか、マネ、ターナー的な世界。

(*゜▽゜*)ノ

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