しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 4869 ★ 一発完成の極意 ◆

2020.11.28.

もともと、絵をスタートしたときには、アタシは、マティスとか、ピカソのように、一発で絵を完成させて、それが売れるという域を目標として、習作を作り続けてきた。

それは、まだ、続いているわけで、大量に描き続けるというのは、ちょっと大変なので、描くという作業から離れないように、俳句や禅語の書写も習作に取り入れているということになる。

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別に、マティスやピカソになれないのは普通のことで、そのことで誰かに迷惑をかけたりはしない。

高い目標を持ち、画業に邁進できるという生活に感謝をしなければならないと思う。

そういう理由から、ボチボチと、自分で下手くそな絵を売ることもキッパリとやめて、アメリカの有名ギャラリーからのデビューを目指して、創作に集中することに決めただけである。

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自由律俳句の書写は、文字の数が一定でないので、一枚の紙にバランスよく配置するという作業は、思いのほか、筆運びの力が上がる。

更に、筆で墨で書くということから、画材に慣れてゆき、日本画の線描きなどの繊細な作業のときにも、勇気を持って、前に進めるのである。

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一発描きが短時間で上手くなる極意は、最初から、消せない画材で描くことである。

墨とか、ボールペン、クレヨンなんかで作り進むと、消して書き直すという時間が節約できる。

消せると思うと、思ったところに線が引けるまで、何度も書き直すため、上手くならないのだ。

消せないと思うと、線に集中して、一気に前に進もうとする。

当然に一枚目は失敗するんだけど、失敗した部分をよく見極めて、また描く。そうすると、四枚目、五枚目になれば、多少形が整ってくるのである。

私は、この作業を何年(20年ぐらい)も続けているということになる。

勝手に巣籠ライフ。笑。

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今回、禅僧の肖像画のシリーズがスタートしたんだけど、流石に、上手くなってきたという、自画自賛モード。

もともと、モディリアーニみたいな肖像画を描きたいと思っていた。

ミーハーでスマン。

今回の、禅僧や茶人のシリーズも、ホントウは、油彩で描きたいんだけど、今、カンバスを買うお金が無いので、日本画にすることにする。

和紙は大量にあるし、絵具も使い切れないぐらい持っているからである。

 

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