しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 4988 ★ 野見山先生 ◆

2021.1.9.

「ああ、これなんだ。

皆に見てもらいたいな。

そういう絵を描きたい。」

************

野見山さんは一人暮らし。

千里さん(娘か孫だと思う)と、通いのお手伝いさんが時々やってくる。

********

100歳で一人暮らしだよ。汗、(*´Д`)

はー。

「100才になったら、展覧会やらなきゃいけない。

高島屋と、100才になったら展覧会やろうって話してた。レセプションに来れますかって約束したんだよ。出来れば歩いて来てください。

約束しなきゃヨカッタよ。」

********

それにしてもヒドい絵だな。笑。

実際に見たら、いいのかもしれないし。

やっぱ、私の85歳を超えると、ちょっと画力が落ちてくるという研究の通りという話なのかもしれない。

それまでに、沢山描いておかないとだよ。

**********

今日は、余りにも寒くて、二階の猫(スバル)が一階に降りてきたため、リビングの子にゃんこが大パニック。

今日は冷えるね。

猫たちは、距離を保って見つめあいながら、静かな時間を過ごしている。

***********

野見山さん、毎年夏は、糸島で過ごす。

いいなー。(*゜▽゜*)ノ

よし。アタシも、夏は海の見えるアトリエに越そう。と日記には書いておこう。笑。

*********

何故九州に住むんですか?

野見山「偶然だよね。九州に産まれたのも、炭鉱に産まれたのも偶然だよ。」

奥さんは、20年前に癌で他界された。

80才から、一人で生きているのか。

はー。

生きるというのも楽じゃないねー。

************

ホーロー製のボウルに、無造作に絵具を入れて、そのあたりにある筆で絵を描いたり、布でぬぐったりしている。

あのボウルがねー。笑。もう、絵具が堆積して、重そうなの。笑。

アタシは、パレットを使わないからね。

絵具がもったいないもんね。

*********

「何かを僕は見落としている。

大事なモノを何か、見落としてきているように思う。」

昨日の絵に、点描を打つ。

「ホントは、あんなチョンチョンつけないで、ぐっとでてくればいいんだけど

早くしないといつまでも終らないよと内側から急かされている。

普通の、当たり前のこと、平凡なことを、年取ってくると思うようになってくる。

女房に対しては、僕は、優しい夫だと思ってたけど、今思えば、ヒドイオットだったと思う。

僕はパリに行きたかったから、子どもがほしくなかった。油絵に憧れてたから、パリで油絵をみたかった。

子どもがいると、パリに行けなくなると思って。お金もいるし、時間もなくなるだろうし、そうしたら、絵描きを辞める事と同じだから、、、、、そういう人は、結婚しちゃいけないんだよ。

今にして思えば、大事なモノが何か欠けてたんだよ。」


 

 

 

#おじゃらのブログ  #アート創作日記 #index #新作ART

#ojara #おじゃら #しゃぼんだまあおいそら 

#Art_works #kitasenju #art_diary 

1998- #Rica's_Bar WEB SITE & Since 2003-#Atelier_Ojara.

Copyright (C) 2020 All Rights Reserved by #Rica_Ojara_Manzana.

#おじゃら_りんご official website

 

-------