しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 4948 ★ お不動さん詣出の道中の会話 ◆

2020.12.25.

実家からお不動さんへの道のり、

昔バイトで一緒だった同い年の女性の話になる。

彼女は、一人暮らしで、激しい感情を周囲にぶちまけるという日常もあってか、社員にもならず、結婚もせず、アルバイトだけで生きて来た人である。

どんな事情かも分からないけれども、ご家族との縁も希薄な感じだった。
情が厚い人なので、男性に搾り取られるとか、お金を貸したけれども返ってこなかったとか、そんな時代がきっとあって、今は、一人なんだろうと類推していた。

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働き者で、真面目な人だったが、性格が激しく不安定なところがあった。

アタシは、最初は仲良くしようと努力をしたが、お互いが、話せば話す程、キョリが広がってしまうのを止めることはできなかった。

私はといえば、バイトはAMに限定して、毎月、多い時は、7-8回も美術館に通い、午後は絵を書いて過ごす日々である。

私が芸術家であることは、バイト先には話さないことにしている。話しても、良いことが無かった上、シングルマザーなどには、妬みとか、逆恨みを買うだけだからである。

私は、彼女たちの人生を尊重しなかったことは無いけれども、幸せにみえる私に対する、彼女たちの心の憤りというものは、収まる日も来ないのだと思えた。

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そんなこんなで、例えば、彼女に、アタシが、昨日、オットと飲みに行った話とか、二人で、ワインを飲んだ話、一泊で温泉旅行に行った話などでも、彼女の恨みをかってしまい、お互いの心の溝は深くなってしまうのだ。

アタシは、アタシの日常の平凡な話でさえ、結局彼女を傷つけていることが理解できた日があり、それ以来は、(すでに険悪だったので)何も話さないことにして、そうして、それが、彼女へのアタシの最後の思いやりとなった。

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私感としては、人生というのは、いつでもリセット出来ると思う。

特に、女性なら、自分が結婚したいと思えば、相手は必ずいるものだろうと信じている。

もし、結婚できないのだとすれば、女の方が、選り好みが激しいとか、理想が高すぎるとか、折り合う能力が不足している、自己否定が強すぎる。

という事情に、彼女が気づいて、彼女が変わるしかない。

ほとんどの人は、仕事熱心で、真面目で、性格も良い。本人が望みさえすれば、伴侶が出来ないという事は無いと思う。(ギャンブル依存とか、アル中、薬中、買い物依存とかは、難しい)

女性に恵まれない男性というのは多いのだ。

所得が低いとか、性格が悪いとかでもない人だっているんだけれどもね。

もう、50前後だったら、男性も女性も、イロイロ折り合いつけて、一緒に過ごせる伴侶を持つというのは、アタシは良い話だろうと思うけどね。

女性の方が、頑なに、自己否定などから発する、ネガティブな感情で、自然な恋愛を封鎖していることも多いと感じるし、もしくは、トンチンカンな、身分不相応な理想ばかりを夢見ているという場合のどちらかである。

もう50近いのに、福山雅治と結婚できるはずがないでしょーが。笑。

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今日テレビで、寅さんのファンの人が出演していて、彼女と映画を一緒に見に行って、自分以上にゲラゲラと寅さん映画を笑ってくれて、この人となら、一生楽しく過ごせると思ってプロポーズしました。

という一場面があった。

良い話だなと思った。

金銭的な感覚とか、善悪の方向性など、いくつか、違い過ぎると共同生活ができない項目はあるにはあるが、それ以外の話など、そんなに重要じゃないということに、女も男も気づかないといけないという気持ちではある。

 

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