しゃぼんだま　あおいそら　
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆　4912　★　カンバス3枚　◆

2020.12.10.

　

この前、結構大きいカンバス3枚を拾う。

中を見たら、どれも肖像画で、上手く書けずに捨てられた感満載だった。

たぶん、風景画や、静物の絵は、もう少し上手く書けたので、捨てなかったんだろうと類推。笑。

人物は、難しいんだよ。

クロッキーとか大量に作ってないと、本画になったときに、ちゃんと作れないんだよね。（経験談）

絵具の塗り重ねとかさ、基本的な絵が下手だと、絵が出来上がらないというか。笑。

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これから、お坊さんの肖像画描くのに、丁度いいなと思って。笑。

下塗りとか、面倒なんで、そのまま、そのフォルムに上書きできるもんね。

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あはは。(*゜▽゜*)ノ

マジかー。笑。

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捨てられる絵と、捨てられない絵っていうのは、何処が違うのかしらね。

生きてると、悩みは尽きないけど、

それは仕方がない。

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イラストなんかもね、お金が稼げる人と、稼げない人っていうのの差は、ごく僅かって人もいるんだよね。あともう少し。

でも、そのもう少しが詰まらないんだよ。

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イラストレーターの、公募の審査員や、運営のお手伝いをしていたときに、大量のイラストを見たけれども、

「ああ、この人上手いな」

と思う人は、稼いでいる人だったし、

「うーん。もう一歩かなー」と思う人は、やっぱり、まだ、これからの人だったりもした。

ウチのギャラリーが審査会場だったこともあって、審査員の先生とは全員会って、個人的な話もしたりしたけどさ、その時には、

「これから、絵がどんどんうまくなって、稼げるような可能性のある人にも票を入れてあげてほしい」

とはお願いしていた。

上手い人ばかりの展覧会になると、それはそれで、面白くないからね。

それに、公募というのは、これからの人が、一段上に上がるための、昇給試験のようなものである。

そういう中でも、光るイラストを作る人は何人もいた。なかなか、仕事に繋がらない人もいたけれども、そういう人も、仕事をボチボチ手掛けるようになったのをネットで拝見したりして、嬉しく思うことがある。

良い作品を作り続けていれば、必ず光が当たる日が来る。

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