しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4688 ★ 禅語の書写 ◆◆◆

2020.10.8.

禅語の書写は順調である。

今、150番ぐらいまできている。

禅語は、仏様という趣旨に賛同して、仏画を描くような気持ちで、丁寧に書くことができていると思う。

(文字数による)

もう少し大きい紙に、伸びやかに書きたいという本音はあるが、デカいと、撮影するのも大変で、表装にも金がかかるため、諦める。笑。

表装かー。

ピックアップした禅語は、全部で479語もあるため、表装はおろか、裏打ちもどうしようという気持ちで一杯になる。

まあ、たぶん、撮影して、キンドル化したら、せんべいの缶に入れられて、長期密閉保管だな。汗。(*´Д`)

仕方ない。

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まあ、資料を眺める限り、良い書も、悪い書もある。

書家の書というよりは、やはり、僧の書という人間身が感じられて、文字というのは、奥深いと思わされる。

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臨書に没頭し、自分の筆跡すら無くしてしまった、現代の書家は、この先、何を目指して書を作るのか?

私は、膨大な数の書道展も見て歩いているけれども、

その、目指すべき方向性が、書道展入賞というゴールになってしまっている、書道界の闇を憂ないわけには行かない。

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私は、書道は、絵を良くするための筆運びの為の鍛錬として、練習カリキュラムに取り込んでいるだけで、別段、書家でもなければ、書道に対する思いもそれほどはない。

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アタシは、また、蕗野先生の美しい文字を思い出して、本当に、書道の為に生きてこられたという、地道な険しい道のことを思うと、泣きそうになってしまうのだ。

そうして、身近な場所に、そんなに尊敬できる師がおり、教えて頂くことができた幸せに感謝するのである。

 

   

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