しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

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2020.10.5.

禅寺での修行の話(テレビ番組)

禅寺入門の際、拒絶を繰り返すのはどれだけ強い志をもって、寺にやってきたのかを試すのである。

悟りは、決して人から教えられるものではない、本人が、自らからつかみ取るものだ。

それを掴むのには、自らの動機の強さ、志の純粋さだけである。

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老師(お寺で一番偉い人)とは佛に接するように接見が行われる。

入門を許されたからには、真理を掴むまでは、決して下山しないという約束をする。

禅の修行では、

「今、この一時こそが全てである」ため、俗界での過去は問題にされない。

禅道とは、

悟りを得て佛となる人材を作る場であり、俗人を容易に近づけない聖域である。

ここで与えられる畳一畳が、これからの寝起きの場であり、座禅三昧の手口である。

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あんなに厳しくなくてもいいような気がするけどなー。

そう考えてしまうことが、俗人なんだよねー。

俗人でヨカッタとすら思う。

ただ、仏教的な話、禅的な話と寄り添って生きるという選択ができる人生であることには感謝したい。

人生を良くし、正しく生き、人にも親切にできる人間になれれば、それはそれで素晴らしいことだと思う。

そうならなければ、絵は良くならないし、そうでない者は、人生も悪く、結局は、既に不幸、不遇なんだと思うと、それが悲しい。

   

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