しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4620 ★ 茶の湯の魅力 ◆◆◆

2020.9.26.

戦国の世が終わり、江戸時代になると、茶の湯の文化は、庶民にも広がりをみせる。

千利休は、子供達に家督を譲り、曾孫である三人が、表千家、裏千家、武者小路千家

という三家を開き、争わず、大名の保護のもと、文化を継承し続け発展してきたという流れになります。

茶道の家元は、禄を貰っていたので、大名などと同等の家柄です。

あとは、お弟子さんを集め、それぞれの流派がそれぞれに、茶の湯を広めながら発展したということだろうと思います。

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最大のピンチは、明治時代となり、江戸幕府が無くなった頃かもしれないですね。

大名制度も無くなっちゃいましたからね。それぞれ、個々の積み上げてきた財産と商才で、独自の道を再スタートってことなんだろうと思います。

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現代茶道を傍観していて思うことがあるとすれば、

「精一杯のおもてなし」

という精神が、

「精一杯、高い茶道具でのおもてなし」

という風にすり替わってしまったことかなー。笑。

家元クラスは、そうは考えないと思いますけど、お金持ちのお弟子さん連は、いかにお高いお道具を集めるのか。

みたいな話が、人生の優先順位になってしまっている感は否めないですよね。

まあ、それも、経済の為ですけど、詐欺まがいが無いともいえず、そのあたりもね、キナ臭い世界なんですよ。

美術品と一緒なんです。

そういう意味では、茶道をスタートして、学べたことは多かったですし、これからも、私なりの愉しみ方で、茶道とは接してゆきたいと考えています。

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