しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4704 ★ 利休関連の記事 ◆◆◆

2020.10.10.

ここの所、一行物(禅語を一行に書いた掛物)についての研究をしている。

といっても、専門の雑誌を20冊程度買って、毎日眺めているだけだけどさ。

床に落ちていた拡大鏡を回収したため、気になる記事も読むことが出来るようになった。

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もう一度、床の間の記事、

それから、利休関連の記事なんかも読む。

禅と茶みたいなタイトルの本には、ほとんどが、利休の話が元になっていて、記事も同内容。

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利休七則(りきゅうしちそく)

●茶は服(ふく)のよきように、
●炭(すみ)は湯の沸(わ)くように、
●夏は涼(すず)しく冬は暖(あたた)かに、
●花は野にあるように、
●刻限は早めに、
●降(ふ)らずとも雨(貸傘)の用意、
●相客(あいきゃく)に心せよ。

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これだけで、何ページも割いているのが普通。笑。

他力だなー。

説いていることは、ごくごくシンプル。

利休は、お湯は、いつも、グツグツに沸騰させていたらしい。

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映画 日々是好日を見て、この七則を勘案すると、茶道のお稽古というのは、非常に窮屈だと思える。

●●をここに置いて、××はこちら、◇◇はこのように畳んで、それから、この順番で点てる。

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季節により、使う茶碗、窯、炉まで細かく決まっていて、それ以外は、勉強不足というような顔をされてしまう。

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要するに、季節ごとに、違う道具を揃えなければならないというこになる。

これがねー。笑。

正月には、干支の模様の茶碗を使えとかね。(*゜▽゜*)ノ

12個要る。

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まあ、そういう話は、利休の意図したところではないけれども、結局、イロイロ細かく決めてもらった方が、教える方も、習う方もカンタンだからね。

長い時間をかけて、こういう稽古事のスタイルとなっていったという事だろうと思う。

別に、そのことを否定しているワケではない。

   

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