しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4590 ★ 伝統工芸展-3 ◆◆◆

2020.9.20.

コロナで公募展の開催を中止するかという議論もあった。

長年積み重ねてきた会、それを目指して、コツコツと作品を作り進んでいる作家さんの為の場を奪ってはならない。

という強い気持ちを持ち、

日本全国で作品を作っている作家さんの技術向上のためにも、会を開かなくてはならない。

ということで、展覧会を実施することにしたのだという。

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截金師の人ってね、スゴイよね。

あんなに薄い金箔を、タケのヘラみたいなので糸みたいにカットして、木に貼るんだよね。汗。

旦那さんが仏師で、奥さんが截金師。

スゴイな。一番金のかかるところを妻がサポート。笑。

截金というのは、真っ暗なお堂の中でも、お灯明一本で、きらきらと仏様が輝いて見えるという記述。

金箔の密度を工夫して、動きや、光を計算して柄をデザインする。

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伝統工芸展の展示品は、どれも間違いなく美しい。それがスゴイよね。グロとか、エロとか、ナンセンスなどは、全て排除されちゃうんだもんね。笑。

伝統の審美眼を貫き通す、審査員の皆さんがスゴイ。

「ハードルが決して高いわけじゃないんですよ。ホントに芸術の採光の美から、日常の器まで、生活を豊かにしていく、幅が広いのが工芸、こういう品をウチに置いておいたら、生活が豊になるお作品」

「何か貰えるとしたら、どれにしようかな?」

「お金があったら、何買おうかな」

という気持ちで見ると楽しいですよ。

なるほどー。

流石、伝統工芸展の審査員の先生。(*゜▽゜*)ノ

深いー。

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メモ

・内向けの口作り

・大山蓮華

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最近は、現代的な抽象表現のような作品も入賞することがある。

 

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