しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 3012 ★ ある作家さん ◆◆◆

2017.5.24.

去年かな。
とある作家さんと、FBで友達になる。
CGはキレイなんだけど、油彩というか、本画が汚いというか、CG程引き込まれないというか、病んでいるというか、見るのがつらいというか。
という絵だった。

あと、裸婦の素描。線に安定感があるのに、手足が省略されていて、ナメクジのようにごまかされていた。
ああ、この人、クロッキーをしないんだと思ったので、絵に違和感がある。

実は、この方とは、タイムラインでは、クロッキーをしないのかという話も同時にしていたんだけど。

この下のやりとりは、その時のメッセージの内容。

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おじゃら「Kさん」は、我流なんですか?

Kさん「はい。我流です」

おじゃら「CGも悪くないけど、できるだけ、形に残る作品を沢山作られるといいですよ。笑。ガラス絵とか、いいと思います。

何枚ぐらい描いているんですか?」

Kさん「去年は素描一万点くらいですかね

おじゃら「一年で。(* ゜▽ ゜*)ノ アタシの十倍ね。線が安定していて、沢山描かれるのだと思いました。油彩時々拝見しますけど、油彩はなんまいぐらいあるんですか」

Kさん「油彩とアクリルは100枚程度です。
そのほとんどは気に入らずに破り捨てました。残ってるのは二十点程度です。

おじゃら「なるほどですねー。破ると材料費がもったいないから、塗りつぶすとか、上から別な絵かきましょう。笑。

本画(油彩の方がいいですよ)沢山作るといいですよ。ドローイング→本画→ドローイング 繰り返していると、本画が良くなります。本画を良くしないと絵が売れません。

油彩は、失敗したら、どんどん上に描いています。笑。マジで重いです。 アクリル画は、そんなに高く売れないんで、油彩強く推奨します。

Kさん「油彩もいいんですけどスピードがイメージに追い付かないんです。んーむ、ルソーのような重厚感ですね。そういうのが推奨ということですか

ルソーより重いかも

おじゃら「そうではないですよ。マーケットの人気具合と、耐久性の話です。油彩のスピードの話しは、テクニックが未熟だからです。ゴッホも二時間ぐらいで描き上げてました。黒を使わずに、黄色→赤→緑→青→黒みたいな順番で、明るい色から先に作る。
黒は極力最後に使う。(アタシは使いません)下の絵の具と混ぜながら使う。

少し研究してみてください。ゴッホの絵と、佐伯祐三の絵は参考になると思います。佐伯は、毎日二十号カンバス二枚かついで、外で絵を描いてました。それぐらいのスピードで作れるって話です。(* ゜▽ ゜*)ノ 頑張って。

ちなみに、アタシも二時間ぐらいですよ。一日に14枚とかいう記録もありますが、一回だけです。笑。最近は、下手くそな絵を加筆できるようになったんで、少しハッピーです。こんなやつは、凄い早いです。

乾燥には2年ぐらいかけて、ひび割れたところを加筆して補修してから売りに出すんで、ストック場所は必要ですけどね。」

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