しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2875 ★ 長谷川等伯 ◆◆◆

2017.2.11.

懸案の乾漆?的な猫の造形物。
ピンボケすみません。(* ゜▽ ゜*)ノ
目には、ピアスを入れてみました。
台は、ワケアリ品ですが、仕方ありません。
タイトル「伸びる猫(メス)」
副題 ジャコメティの猫のガールフレンド候補

もう少し塗り重ねようかとか、思案するところですけど、別段、これ以上よくなるということもないでしょうし。絵の具代(漆)の無駄ですから、この辺りで打ち止めです。
次回は、胡粉に柿渋というのを、間に入れて、何層にもしてみようと思っています。(* ゜▽ ゜*)ノ

早くブロンズに出来る日が来ますように。

 

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長谷川等伯
絵描きとしての貪欲さ。
若き等伯の渇望

細やかな細部にまで溢れる気迫。

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染物屋に養子なり、そこは、仏画も描く仕事があり、等伯も仏画を描いた。
栄徳の絵には、等伯ほどスピード感のある筆致が見られない。

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下絵に時間かけすぎて、トレース、トレースで、絵の水水しさが失われている絵は日本画に多いと思う。。(* ゜▽ ゜*)ノ

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松林図屏風
下絵だという説もある。。。。。

下絵、、、、ってことは無いと思うよな。
ジャコメッティの人物彫刻のようにも見える。

この世とあの世をつなぐ、曼荼羅のような絵。
山が涅槃。木々が、冥土に向かい、歩いていく人に見立てている。
鎮魂の絵。

なるほど。
鑑賞というものは自由でいい。

この、荒涼とした 内面を抉られるような絵である。

 

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