しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2984 ★ wols展 ◆◆◆

2017.5.9.

本日、wols展。@川村美術館
版画の小品が結構多いかな。
ドローイングも結構小さいかも。

この前拝見したトンブリーも結構な前衛系で、学芸さんの、現代芸術への理解の深さが伝わってくる展示でした。

1時20分の無料バスで美術館に到着すると、丁度、ツアーガイドの時間で、最後まで同行させていただきました。

常設のお作品への愛とか、作品の鑑賞法なども、
「ガッテン ガッテン ガッテン」的な充実ぶり。

ツアーガイドは、ガイドさんにより、バラつきがあるというのが本音ですが、前衛系の解説は、あると理解が、ぐっと進みますので、また、参加したいです。

ガイドさん「この、モネの、スイレンの絵ですけど、水面に写った睡蓮と水面しか描かれてないんですよ」

ギャラリーの皆さん「へー」

ガイドさん「通常の風景画というのは、目に映る風景全体を描くのに対して、このような表現は斬新だったんです。壁に掛けられた絵というのは、通常上下に視線が動くんですけど、手前の睡蓮から、奥の水面に映る木を見ていると、だんだん、水平方向に絵が動いてくるように見えてくるんです。」

おおおおっ。今度、他の睡蓮も、よく見てみよう。
みたいなね。
勉強になるわー。(*゜▽゜*)ノ

アメリカの前衛芸術のコレクションも、イロイロ解説してくださって、この絵のどこが、前衛芸術なのかもわからなかったけど、美術館がこの作家さんをコレクションしている理由が理解できた。とかね。

バベルの塔展もでしたけど、銅版画多しです。
銅版画好きの方には楽しめると思います。

 

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