しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご) |
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◆◆◆ 2668 ★ 大好評 ★ アー友、竜さんとの ◆◆◆
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2016.9.15. 大好評 ★ アー友、竜さんとのタメになる会話 竜さん「この絵は、500年も前に描かれた絵なのに、どうして画面がツヤツヤなの?」 オジャラ「ああ、油彩は、油を使って描くから、コンディション良ければ、絵はずっとツヤツヤなまま、強靭な画面を保つんだよね。」 竜さん「この絵は、他のと比べて、なんか、凄く色がキレイだけど、どうしてかしら?」 オジャラ「絵のクリーニングをしたんじゃないかしらね。昔の絵は、【ヴァニス】というニスでコーティングしてある場合が多くて、その、コーティングを薬剤ではがすと、昔の色が出てくることがあるって聞いたことあるけど。あとは、また、【ヴァニス】を塗ってコーティングし直すんだよね。もしくは、当時の色を復元する修復をしたとか。どっちかね」 竜さん「なるほどー。」 オジャラ「これぐらいの時代のニセ絵はさ、同時代の堅い木で作られた家具なんかをバラして、板に当時の絵の具と同じ材質の品を使って描いたりするらしいからね。科学鑑定では、本物って出ちゃうこともあるらしいよ。」 ニセを作る人も、大がかりである。(* ゜▽ ゜*)ノ ニセ絵というのは、扱い者が画家を巧妙にだまして、似たのを描かせて、有名人のサイン入れて出荷したりもするからね、悪がどこにあるかも解らない場合がある。 そういう絵が本物として、有名美術館に展示されたりしているという実態も実はあるらしくて、真相というものは、暴けばいいということでもないと思ったりもする。 理由は、悪いのはたった一人で、あとは全員被害者だったりするからである。(* ゜▽ ゜*)ノ 収集道は、ニセ絵との戦いである。 それは、画商さんも、コレクターさんも同じ話。 長年にわたって培われた業界の不信感というものは、 今だ大きな闇の部分を背負っていて、一般の人が近づき難い のも、仕方がないのだと思ったりもする。 |
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