しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2778 ★ 来客との会話 ◆◆◆

 

 

2016.11.13.

本日。
時々お見えになる、もと画家の方が来る。


名前は名乗らないし、アタシは絵は見たこともない。


今日の話は、「僕が昔、下絵を描いて、それをマッチにした図案がいくつかあったんだけど」
という話。昔のマッチ箱はみんなリトグラフで作られていて、広告会社に勤めていたと話しているから、そういう図案を描いたことがあったんだろうと類推。


その後、この前アタシが日展に行った時の感想とか、
(今、書道が積まれているため)その書の話なんかをする。


もう何年も何もしていないと語り、彼は帰って行った。


画家「僕は小さいころの絵はヨカッタんだけど、ほら、小学生とかっていうのは、絵を上手く描こうという気持ちが出てきて、絵がダメになる。僕の場合、それが20ゴロにでてきてね。」


オジャラ「絵の方向性を見失った」


画家「そうなんだよ」


それから、先日亡くなった画家の話や、絵が捨てられてしまった話なんかになる。


画家「僕はゴッホになれなかったんだよ。家族はみんな死んだら処分しようと思ってるんだろうな。」

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コメント

K藤「 十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人
十で神童の人も、実は、ほとんどいない(笑)。

りんご 「  小さいころから絵が上手かったりすると、やはり、思いは格別なんでしょうね。(* ゜▽ ゜*)ノ

K藤「  ワタシハ、トオデタダノヒトニナリマシタ(泣)。

りんご 「  神童だったんですねー。なんかワカル。笑。(* ゜▽ ゜*)ノ

K藤「  1年間くらいですかね(笑)。

りんご 「  そういう時期があったと、話せるということ自体が神童ですぅ。(* ゜▽ ゜*)ノ アタシは、おばかでしたから〜

K藤「  おばかと神童は紙一重です。志功をみて、そう思いました。子供の頃、ちょっと足りないオヤジだと思っていましたから。母方の祖父は同世代で、古くからの支援者でした。

りんご 「  ですよねー。そういう地元の人がいたっていうことが素晴らしいですね。北千住では、「アナタの作品はちっともイイと思わない。ゴミにしか見えない」と言われます。笑。もう、ここで何かをするのは諦めました。(* ゜▽ ゜*)ノ

K藤「  でも、志功の油彩画は、私でも上手いとは思いませんです。本当に遠近感がないです。ただ、重なっているだけ。たまに、そうじゃ無い絵があると言うだけで(本当かよ)。

 

りんご 「  アタシも、見たことあります。志功展の最後の方に展示してあって、みなさん首を大きくかしげている観賞スタイルが印象的でした。あれじゃ二科に落ちますよ。笑。それでも、版画が有名になったんですから、才能あったんですよ。(* ゜▽ ゜*)ノ

K藤「  志功の版画は、元祖スーパーフラット。釈迦十大弟子なんか特にそう。

りんご 「  白と黒のコントラストの配置が、素晴らしいですよね。(* ゜▽ ゜*)ノ

 

 

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