しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2737 ★ 90歳のシェフ、ホームレスに食事を提供して逮捕 ◆◆◆

2016.10.22.

https://www.huffingtonpost.jp/2014/11/13/jail-time-and-fine-for-feeding-homeless_n_6156040.html?utm_hp_ref=tw&fbclid=IwAR1EbKcnCuaDg9yk7xTt4meTgtF10J3gCvIc7D1Etzn_-YB7KGQ-9z1hX4U

記事転載

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90歳のシェフ、ホームレスに食事を提供して逮捕 それでも「息をしている限り活動を続ける」

フロリダ州のフォートローダーデール市は11月2日、「公共の場でホームレスの人々に食べ物を与えた」のは条例違反だとして、90歳のアーノルド・アボット氏を逮捕した。

フロリダ州のフォートローダーデール市は11月2日、「公共の場でホームレスの人々に食べ物を与えた」のは条例違反だとして、90歳のアーノルド・アボット氏を逮捕した。

地元ニュースサイト「Local 10」の記事によると、海岸でホームレスに食事を配ろうとしていたアボット氏と2人の牧師に、警察は出頭を命じた。地元紙「Sun Sentinel」が報じたところでは、アボット氏らが用意した300人分の食事のうち、ほんの数人分を提供した段階で、警察が介入したという。


逮捕の根拠となったのは、慈善団体が屋外の公共の場所でホームレスの人々に食事を与える活動を制限する、同市の新しい条例だ。激しい抗議活動が行われたにもかかわらず、10月22日に成立した。

この新しい条例は、「公衆の保健と安全のため」に、屋外で食事を提供するプログラムを1街区につき1つのみに制限し、かつ住宅地から少なくとも500フィート(約150メートル)離れた場所で行わなければならないと定めている。また、「Sun Sentinel」によれば、条例はそうした活動を行うグループに対し、移動式トイレの設置も要求している。

市の条例に違反した2人の牧師とアボット氏は、60日間の禁錮と500ドルの罰金を課される可能性がある。しかし、アボット氏は、逮捕から4日後の11月6日にはフォートローダーデールの海岸で活動を再開し、その場で再び警察への出頭を求められたと、AP通信は報じている。

Local 10が11月9日に開いた、ジャック・セイラー市長との公開討論で、アボット氏は市長の意見に真っ向から反対し、「自身の信念に従って活動を続ける」と明言した。

セイラー市長は、アボット氏の信念は尊敬に値すると述べたが、そうした活動は「適切な場所」で行ってほしいと求めた。これに対し、アボット氏は、屋内の活動場所を確保しようと「何度も何度も」試みたが、使わせてくれるところはなかったと反論した。さらにアボット氏は、屋内でホームレスたちに食事を与えられるような場所を探すという市長の「約束」が果たされるのを待つが、それまでは屋外での活動を続けると話している。

「この人たちは、貧しい人たちの中でも最も困っている人だ。何も持っておらず、雨露をしのぐ家さえない」とアボット氏は述べ、市を相手取って裁判を起こすつもりだという。

アボット氏は、キリスト教の布教活動グループ「Love Thy Neighbor(汝の隣人を愛せよ)」の創立者で、20年以上にわたって、こうした支援活動を続けてきた。活動家やホームレスの人々の間では「シェフ(料理人)アボット」と呼ばれている。

第2次世界大戦を経験した退役軍人でもあるアボット氏は、Sun Sentinelに対し、「自分の体が息をしている限りは活動を続ける」と語っている。

なお、ホームレスに食事を与える活動を制限する条例は、同市だけのものではなく、その数は増えている。「全米ホームレス支援会」(NCH)が最近行った調査によると、2013年の1年間だけでアメリカの21都市が、ホームレスの人々に食事を与える活動を制限する規則や条例を成立させた。その多くは、公共施設の利用を認めなかったり、厳しい食品安全規則を適用したりするものだ。

また、NCHによれば、フロリダ州は、2013年にホームレスが被害者となった傷害事件の発生件数が、全国で2番目に多かったという。フロリダ州は2010年に、ホームレスの人々に危害を加えることはヘイトクライム(憎悪犯罪)であると宣言している。

なお、アメリカでは、「過去1年間に、家族のために食べ物を買うお金がなかったことがある」と答えた人の数が全体の24%に上るという調査結果(日本語版記事)もあり、先進国では特異な国になっている。文末スライドショーの1つ目では、「過去12カ月で少なくとも1回お金がなくて食べ物を入手できなかったことがある」と答えた人の率が最も多いアメリカの州のランキングを紹介しているが、2013年の調査結果によると1位はミシシッピ州で、その率は25.1%。10位のアリゾナ州で21%だ。

文末スライドショーの2つ目では、「シェフ・アボット」ことアボット氏の活動を紹介している。

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記事に対するコメント

まあね、ホームレスにも問題はあるのよね。アタシが住んでるエリアは、土手の河川敷が広いので、花火大会が終わると、一斉に戻ってくる。一番の問題は、ゴミを散らかすこと。公園などにも住み、自分の住居必要品を拾ってきて生活、散らかして逃亡。みたいなのの繰り返し。近くにトイレがあるのに、民家に立小便。集団でゴミ拾いしてると怖い。千住は下町なので、朝、町をパトロールして掃除したりしているボランティアの人も沢山いるんだけどさ。町を汚すので、みんなだんだんとホームレスが嫌いになる。アウトローな生活を長年続けていると、そういうことにも気づかなくなって、モメごとを繰り返す。お金がなくなると無銭飲食を繰り返し、また刑務所へ。みたいなね。ついてない人生である。

白兎「 私の知り合いだったホームレスは元炭鉱夫で住民登録はしてあったが普段は廃線になった大崩海岸にある旧国鉄のトンネルに住んでいました。年金を受け取る預金口座ももっていました。入浴や洗濯は焼津の温泉でしてました。海岸の松林に住んでいたホームレスを採用したことがありましたが三日目に辞めて元のホームレスに戻りました。新宿のホームレスの文芸作品を集めた「露宿」というのを購読していましたが途中で廃刊したみたいです。

りんご「 日本は、犯罪歴のある人に厳しいですしね。まともな社会復帰は不可能というぐらいのハンデになりますからね。「悪いことはダメ」という社会風潮の中に潜む、「許しのない体制」にも原因はあるんですよ。

白兎「 生まれた時から悪人はいないですね。保護観察所から前歴のある人間をたくさん預かりましたがほぼ100パーセント母親に原因があります。つまり本人の実父とは違う男と暮らしているんです。両親がいて健全な生活を営んでいる子供はあまり悪いことはしないみたいです。

りんご「 どの人もみんな良い人なんですよ。価値観の違いや、社会ルールを守る・守らないという、僅かなズレが、どんどん大きくなってゆくんですかね。犯罪者は、犯罪をしていないことにはならない。そこが、日本で生きてゆくには、物凄い大変な部分なんですね。かといって、助けてもよいことがまったく無かったということも経験済みですからね。大変なことだとシミジミ思いますよ。

白兎「 子供のころから愛情不足で育っている所為か彼らには義理恩義という意識が希薄です。疑り深くてなかなか他人を信用しないです。

りんご「 東京の最近の子は、随分と変わりました。自己主義が進み過ぎていて、社会経験値低く、適応能力や、人とうまくやる力が著しく低い子たちが、引きこもっています。大変なことになってますよ。(* ゜▽ ゜*)ノ

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K「 元ネタがハフィントンポストだからね。ちなみに、日本での提携先は、あの朝日新聞社。

ニューヨークタイムズの日本支社は、朝日新聞本社と住所が同じ…

ある種の記事は、立ち位置が、似てるよね。結構、片側からしか見ていないとか。類は友を呼ぶってところか。

まぁ、ハフィントンポストも、昔は、良く読んだけど、今は、ほとんど読まない。

上野公園も、昔は至る所に青いテントがあって嫌だったね。

今は、青いテントも撤去され、教会とかの慈善活動も隅でやるようになってよかったと思う。

公園のど真ん中が、公共の催事場みたいになっているのは、占拠されるのを防止する意味もあるのかなと思う。

富裕層(記事のコメント)じゃなくても、一般人でも、近所でやられたら嫌だと思う。

教会や慈善団体の本部をのぞいて、その支援者の家で、あるいは庭先で支援活動しているとかって聞いた事ないし。

りんご「 若冲の展覧会五時間並びのときに、慈善コーナーぐらいまで列がありました。ちょうど炊き出しの讃美歌の時間でした。前の列のオババ共は、何も知らない方たちで、せんべい食べながら、あら、讃美歌のパフォーマンス? 曲が変わったわ。などと、幸せそうに見ていました。よっぽど、ホームレスへの炊き出しの提供だよって、お教えしようかと思いましたが、知らせればイロイロ聞かれて面倒だし、楽しんでいらっしゃるみたいだったんで、スルーでした。あは。大人対応で。笑。

出典ですねー。まだ読んでなかったもんで。笑。読んだところで、自分の意見が反対意見ってこともありますし。(* ゜▽ ゜*)ノ 加藤さんも慣れてきて下さってヨカッタです。笑。

K「 大概の所は、一度は身元調査済みです。読む時は、割引率指定で読みます。話半分とか(笑)。

NHKニュースより

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