★壁紙たち

サリアピ スーザンの陶器より

背景画像

画像を背景にしたときの画像イメージと、文字の感じ (尾崎放哉句集より)
文字は、紺を使っていますが、背景によって、適した色をお選びになるといいと思います。

 空暗く垂れ大きな蟻が畳をはってる
  雨の幾日かつづき雀と見てゐる
   雑巾しぼるペンだこが白たたけた手だ
  友の夏帽が新らしい海に行かうか
  写真うつしたきりで夕風にわかれてしまつた
  血がにじむ手で泳ぎ出た草原
 昼の蚊たたいて古新聞よんで
   人をそしる心をすて豆の皮むく
   はかなさは燈明の油が煮える
 刈田で烏の顔をまぢかに見た