◆◆ 日光 徒歩で日帰り ★ トホホの旅編 ◆◆

NO.3 輪王寺 MAP番号4番

正面にベンチがあったので、一枚描くことに。下手だぜ。

アタシが、絵を描いている間に、同行者が、「2社1寺」5箇所割引チケットというのを買ってきてくれた。

1000円で、輪王寺・東照宮(陽明門・鳴き龍)・二荒山神社・大猷院廟(たいゆういんびょう)

の五箇所を回れるという、お得なチケットである。

輪王寺方面の階段を上ってゆくとこんなサインを発見。

神橋から駅まで徒歩25分。

それを知っていれば、歩く人も結構増えると思うけどなあ。

近くに貼ってあった薪能のポスター。

いいポスターなので、撮影することに。

この、能面の人が宙に浮いているというのがスゴイよなあ。

今年は、8月18日と19日のようです。

お好きな方は、是非どうぞ。

入り口には、この銅像。

なかなかの威厳。立派な仏師の作に違いない。

中には、仏像が3体安置されていて、お寺の方が、建物とか、仏様の説明などをしてくださる。

最後に、お守りを譲ってあげるなどと言われ、買わずに外に出る。

譲るというのは、イコール販売という意味で、日本語は奥深い。

普通のお守りは、1年間で、お札を返しに来て、また、新しいのを買わなければならないのだが、日光のお守りは、返さずに、一生使えます。

などというのが売り文句。

これは、お寺の外に置いてあったお札で、願い事をこの木に書き入れ、200円を入れると、翌朝、お坊さんが、祈祷してくださるのだそう。

この後も、イロイロな場所でこの筋の品をみかけたが、輪王寺の200円というのが、最もお安かった。

200円で、専門家が、お願い事の成就を一緒に祈ってくれるというのは、かなりお安いかもなあ。

別棟には無料で入れて、密教スタイルの祈祷を見ることが出来、勉強になった。

密教というのには、お祈りにイロイロな小道具があって、一つ一つが美術品のように凝った品である。

まあ、祈祷という、凡人には退屈とも思える時間が永遠に、続くのだから、身の回りに美しい品を置くというのは、理解できるよなあ。

それこそが煩悩?

おっしゃる通り。

密教セットを見ると、人間の奥底の事が良く理解できる。

輪王寺の薬師如来様。

似てないけど。

もう少しゆっくりとスケッチしたいよなあ。

この間も、お寺の係りの人は、ずっと、仏像の説明などを続けていた。

解説付きで、1箇所200円なのであれば、悪くないと思う。

お寺や神社には、各お寺独自のお線香も販売されていて、それぞれに薫り高く驚いた。