今日は、北千住駅西口から、小さく散策してみます。

まず、西口のロータリーに出ます。

そうしたら、駅を背にして右側に、マルイが見えますんで、マルイの建物沿いに、右に曲がります。

あまり大きくない道で、見た目、パっとしないです。

そんでもって、ずーっと真っ直ぐに進みます。

道はどんどんと細くなって、心細い気持ちになったところに、

長円寺が見えてきます。

確か、9時から4時位は、公開されていて、中に入れます。

四季折々の花が咲き、小ぢんまりとしていますが、古いお寺で時代を感じることができます。

(この、赤い旗は、正月だけのサービスです。)

入り口左側には、めやみ地蔵がありますので、こちらもお参りするように。

長円寺を過ぎると、すぐに、大きい神社があります。

ここが、4丁目の氷川神社。

まあ、お寺も神社も、教会も観光する日本人の宗教観というのは、壮大で、アタシにはよく理解できませんが、折角きたので、是非、見てゆきましょう。

江戸時代からずっと、奉ってきたお神輿なども収納されています。

お神輿は、お祭りの時期に公開されます。

四丁目の氷川神社を過ぎると、次の四辻を左に折れます。

左手に、「フードショップ若林」の看板が見えます。

ここは、もう少し行くと、信号があります。

渡らずに、左折します。

土手に行って、川でも見ようという人は、右折して真っ直ぐ行きましょう。ここが、人生の分かれ道です。

イチオウ、土手の楽しみ方は、別ページにアップしていますんで、そちらを参考にしてみてください。

弁当などを買って、土手でピクニックランチという方は、マルイかルミネの地下で弁当を買って、持ち歩きましょう。

ココには弁当売っている店がありません。

土手まで行く途中には、やはり、ガイドブックに載っている名倉医院という病院があります。

江戸時代には有名な接骨病院で近くには、治療の客が宿泊する宿なんかもありました。

一歩外に出ると、住宅街になり、弁当を売っている店は全くありません。

左折案を選択した人は、古いお店が続いて、少し行くと、

かどやの「やりかけだんご」のお店が見えてきます。

アナタは、ここで、だんごを食べなければなりません。

いつも、作ったダンゴをその日に売り切るので、営業時間は、未定です。

火曜日は必ずお休みですが、雨の日も休みの場合多しです。

千住に来たときに、この店が開いていたら、アナタはラッキーです。ゼッタイに1本買い、その辺りで、パクリと食べましょう。

ここのダンゴは、もち米100%なので、次の日になると、コチコチになり、食べられなくなります。

その日に食べましょう。

1本90円。

タレと、アンコ、どちらも旨いっす。

梅の湯

5丁目で、最も北千住な体験ができるとしたら、梅の湯だと思う。

(この絵は、エントツだけです。描かれている家は、お風呂屋さんではなく、倉が併設されているレトロな家で、梅の湯とは関係ありません)

かどやさんを少し土手寄りに行った路地を入ったところにあります。

アタシは、この、古い銭湯が大好き。

木造の、古くて大きな銭湯で、天井も高くて、古いまま、今になってしまったというたたずまい。

千住の町歩きをする方は、タオルを持って、是非、ひとっ風呂浴びて帰って欲しいです。

ホントっす。

新しいお風呂というのは、いくらでもあるけど、古いまま、昔を体験できるお風呂って、千住でも、もう少なくなってきています。

土手を散策して、帰りに、風呂に入り、ダンゴを買って帰る。

これが正しいのだ。(キッパリ)

ちなみに、隣に見える、オレンジのビルは、北千住郵便局。

ここには、アタシの絵がいつもかけてあるので、ついでに見てゆきましょう。汗。

手持ちのガイドブックなどに、郵便局のスタンプを押してもいいですね。そんなもん、あるのかなあ?(→北千住郵便局のスタンプは無料で押すことができます)

ここで、「おじゃら画廊」というのはどこにあるんですか?などと聞くと、丁寧に教えてくれるらしいです。

マジっすか?

地図見ればこれると思うけどなあ。辿り着けない人の多い迷宮なので。たはは。

そんでもって、その隣の隣が、絵馬屋さんです。

ホントウに、絵馬屋という名前で、絵馬の製造販売をしています。

お取引先さんは、神社?とかお寺みたい。

宿場町通りのタイルとか、地口行灯の絵も、絵馬屋さんによるものです。

この辺りの、絵画職人さんという感じっす。

地口あんどんというのは、こういうやつ。

夏から秋にかけて、千住1丁目から5丁目界隈の店先に並びます。

低価格なので、ご町内の人限定品らしい。

絵馬は、このお店に座って、こんな風に描かれています。

希望者は、購入することもできます。(イラスト (C)おじゃらりか)

絵馬屋さんの隣には、細い石畳の道があります。

今は、オレンジの部分はマンションになっちゃいましたけど、この石畳の道はまだ残っています。

雨になると、ドロドロです。

小さい頃は、こういう、石畳の道ばかりでしたけど、今では、ココくらいかなあ。

メッキリ少なくなってしまいました。

まあ、下町を満喫したい方は、この道を歩いてみましょう。

路地裏の日当たりの悪い場所には、昔ながらの植物が息づいていて、日陰なりに、ガッツリ咲いたりしています。

そうして、ネコのウンコなどに気をつけながら、また、この道を戻って来ることをオススメします。

郵便局の前辺りに、古いハンコ屋さんがあります。今は、古道具屋も兼業しています。

手作りのハンコ屋さんで、昔のカッパン名刺印刷機などもあり、レトロな品揃えに驚きます。

活版印刷の名刺作成希望の方は、訪ねてみるといいと思います。いまどき、ちょっと自慢できますって。

お高いかもなあ。

「五福堂印房」03-3881-2960

絵馬屋さんの正面は、千住4丁目界隈では最も有名な「横山邸」が見えてきます。足立の重要文化財です。

千住系のガイドブックとか、そういうの見ると、ゼッタイに載ってる古い建物。蔵も併設されているらしいです。

昔は、何でも、問屋制家内工場みたいな場所で、奥まで随分と広く、暖房効率が悪いのが特徴です。(→資料によると、紙漉きの工場が足立には沢山あったらしくて、ここも、その一つだとか。)

四丁目のお祭りの本拠地でもある。

区のナントカに指定されて、立て替えることも出来ないんだけどねぇ。

それはそれでなあ。

細かい話は、ここで書いちゃうと、来た人がガッカリするからねえ。

家の前に、ウンチクが書いてあるんで。

実際に、訪ねたときに、自分で読んでくれる?

あと、併設されている蔵の中身なんかも紹介されている。

防犯対策って、どーなってるんだろーねー???

公開はされてないみたいっす。

お祭り(確か、9月の第二土・日辺り)の時に来ると、チラリと中が覗けます。

昔、横山邸にあった蔵の一つが、1丁目に移設され、プチテラスとして、区民のギャラリーとして解放されています。

蔵の中などに入ってみたいというかたは、是非こちらにも足を運びましょう。

この道を、果てしなく進むとありますけどね。

ちと遠いので、今度別な機会にご紹介しようと思います。

横山邸前から撮影した、宿場町通りの町並み。

電線だらけかいっ。

アタシが、この撮影をしていると、何人もの人に、「何を撮影しているんだろう?」と、振り返られたぜ。たははは。

こんな町を撮影してもねえ。

ちなみに、この道は、旧日光街道で、少し前までは、「サンロード商店街」と呼ばれていました。

そんでもって、アタシたちは、いまだに、サンロードと呼んでます。

あれだよなあ。この景色に、下町の風情を感じる人たちって、どんな人なんだろうと、いつも思うんだよね。

どーよ?

駅方面に向かって歩くと、まあ、小さいお店がいくつもあるわけ。

ここは、中がキッサ店になっていて、物凄くレトロ。

2人入ると店は満員って感じ。

そうして、トコロテンなんかをツルリと食べて、急いで店を出なくちゃならないのよ。

みんなせっかちなの。(入ったことありません。念のため。

ですから、トコロテンもあるかどうか解りません。)

でも、ご近所なんで、ご挨拶します。爆。

そうして、ここが、たのしさをお届けする、ホリデイ 「イイジマ」

プラモデル屋さんなんだけど、時々、ヤキソバ屋が出てきたり、ガチャガチャで小銭を稼いだりしていて、ほとんどの日は、店が閉まっているんだよねー。

謎だわぁ。

日曜とかは営業しているみたい。

小さい頃は、日参したけどねぇ。

駄菓子屋とはちょっと違うんだよねー。

駄菓子屋って、無くなっちゃったなぁ。

あれば売れると思うけど。薄利だからなぁ。

イイジマの並びにある、中華料理 鈴春。

ウチのママは、ここのラーメンが好きらしい。

いつも、三味線の稽古のあと、ここでラーメンの出前を頼むのが決まりである。

アタシは食べたことあったかなあ。

まあ、物凄く旨いラーメン希望の方は、マルイの青葉とか、空海なんかに並んで食べた方がイイと思うけどね。

千住のラーメンって、ピンとこないでしょ?

昔は、たぬきやというラーメン屋が結構有名だったんだけど、今は、廃業されちゃったんだよね。忙しすぎて疲れ過ぎたらしい。

ウチのソバのマルカという蕎麦屋さんのラーメンは、オット的には不味くない(→これは、彼にしては、物凄い褒め言葉で、旨いを意味する)と言っていたが、それでも、何年も食べてないからなあ。この近くなんで、地図見て行ってみるのもイイかも。

まあ、そんな所で。

並びたく無くて、下町の風情らしさを体感したい、観光ムードなアナタは、そこそこの味を楽しんで帰ってください。

アタシは、『蕎麦』とか『うどん派』のため、ラーメンには詳しくありません。念のため。

オジサンは知り合いなので、挨拶します。

並んででも旨いラーメンということであれば、マルイに入っていて、いつも列が出来ているラーメン屋にしておきましょう。あくまでも、レトロ下町満喫したい方向けってことで、入る価値アリです。

ここが、千住ほんちょう公園。

私たちは、「タコ公園」と呼んでます。

タコの滑り台があるからなんだけどね。たはは。

それだけかいっ。

最近は、観光事業の人たちが、観光スポットになるように、なにやら、屋根らしきものを取り付けてます。

アタシも、ここで写真を撮影したことありました。

すでに、ボロクなった、看板。字もイマイチ。

もう少し上手い人はいるだろうぜ。

イチオウ、ここは、撮影スポットになっているらしくて、観光客の人は、交代で、

この看板の下で、写真を撮っていることが多いっす。汗。

正面には、イチオウ、千住の名所みたいな所が紹介されいます。

そうなんだ。

この地図では行けそうも無いけどなあ。

千住宿の地図は、サンロードの入り口、神谷文房具の正面のインテリアショップの前辺りで無料で配布されています。それをゲットできるといーんだけどね。

ということで、とりあえず、プチ散策。

あまり散策するところありませんよねえ。

まあ、期待する程の町でもありません。

下町の情緒があるかといわれれば、あまり混んでいない上に、メインの道でも

車の通りなどがあまりないため、のんびり歩ける所かも知れません。

浅草・下谷などと比較すると、全く違う世界であり驚きます。

通常は、そういう場所を制覇したかたがたが来るらしいです。

この道が、宿場町通りですので、まあ、真っ直ぐに行けば良いと思います。

とりあえず、続きは時間のあるときに、またレポートします。

千住の地図はこちらです。