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北千住の歩き方

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●旧日光街道を中心に左右に広がる寺社を訪ねよう

この街は、旧日光街道を中心に広がってゆきました。

ですから、千住ははじめてという方は、旧日光街道を中心に、周辺を攻略するというのをオススメします。


宿場町というのは、観光地とは違います。

旅人が目的地の途中、宿泊をメインに栄えた名残は、かすかに街中に残されています。

一つ一つを訪ねて、掲示されたウンチクの看板などを読みながらぶらぶらと散策するという前提で、駅周辺あたりから、テーマ別に★印をつけてみました。

散策コースも、目的別・所要時間別に、いくつかガイドしています。

もちろん、ノープランの旅も楽しいと思います。

でもまあ、地図ぐらいは持ってゆこう。

お時間の許す限り、沢山訪ねてくださいね。

●文化財と石碑巡り

文化財が教えてくれる千住を楽しもう

千住に点在するお寺や神社のほとんどは古い建物で、たくさんの文化財も保管されています。

石碑や建物(外観)など、訪ねると見ることができる品も多いです。

また、文化財登録がされている建築物や、仏像などには、説明書きの看板が出ている場合が多いです。

寺院に収蔵されている仏像などは、公開されていないのが普通です。

お閻魔像や、こて絵など、年に一度開帳日がある文化財には、公開日の日付けを明記しています。

文化財を訪ねるという視点で、千住散歩を楽しんでみてください。

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●千住の主な道路

千住の主な道路を紹介。

プリントした地図を見てみましょう。

地図上、千住を、ほぼ南北に横切る、茶色い細い道。

ここが、旧日光街道になります。

江戸時代、大名行列などがここを往来し、本陣(大名のお偉方、高僧などの宿泊施設)もここにありました。

旧日光街道が手狭になったため、1885年、旧日光街道に平行して走る、国道四号線が施設されました。

地図上では、太い、オレンジ色の線の道になります。

この他に、墨堤通りという、ピンク色の道があります。

問屋街(やっちゃ場を中囲むよう、東西に広がる、ピンク色の道です。

千住を歩くときには、まず、この、茶色(旧日光街道)、ピンク(墨堤通り)を攻略します。

道に迷ったりしたら、また、この道に戻ってくるとよいでしょう。

銭湯や、神社仏閣、古い建物なども、この道沿い、もしくは、この道から左右に平行する道に点在しています。

おじゃら渾身の、散策ルートをご紹介します。

地図上に色分けして配置しています。

いくつもあっても迷うだけなので、とりあえず、3つに絞り、有名スポットを襲撃、だいたいの散策時間を明記しています。

【1位】あらかわ

荒川土手周辺の神社仏閣巡りと、ご当地グルメで荒川土手ピクニック・金八ロード散策コース

【散策時間】約1-3時間

千住の有名スポットを通り抜け、テレビなどで話題のお店でランチや総菜をテイクアウトし、荒川土手でピクニック。

金八ロード(金八先生のロケ地を歩くコース。

●北千住西口 スタート

→ 金のイルカ → 見番横町 → 宿場街通り(本陣石碑) → 千住本氷川神社 → B級グルメ スポットを襲撃 → 旧日光街道 → 絵馬屋 → 横山家住宅(重要文化財) → 長円寺 → 四丁目の氷川神社 → 旧日光街道  → やりかけ団子 → 焼き鳥 → 旧日光街道 → 土手方面に直進 → 虹の広場  → 川岸 → 堀切方面へ散策(金八ロード) → 屋形船 濱田屋 → 桜並木の道 → 学園通り

ランチ時間を除けば1-2時間ですが、土手での散策・ピクニックをゆっくり取るのがオススメです。

【2位】芭蕉関連

【散策時間】約2-3時間

芭蕉関連スポットを巡りつつ、旧日光街道を中心に歩く、ステキなコース

●千住大橋駅(京成線)スタート

→ 推奨出発時間、朝6時-7時30分

→【★-1】の千住大橋公園、芭蕉の「矢立の初」の句碑 → 足立市場(朝食) → 芭蕉の像 → 旧日光街道 → 千住宿歴史プチテラス(芭蕉の句碑) → やっちゃ場 → 問屋の石碑 → 源長寺(★子育て地蔵尊) ボケ封じの神様 → 白幡八幡神社を通り → 千住神社(芭蕉の句碑) → 芸術センター(黒澤明記念館) → 旧日光街道(ほんちょうセンター街) → 千住本陣跡の石碑 → 見番横町 → 千住ほんちょう小学校 → 千住本氷川神社(芭蕉の句碑) → いしぐろの飴 → 安養院 → 学びピア(芭蕉の像) → 旧日光街道(宿場通り)→ かどやのやりかけ団子(千住名物)→ 横山家 → 絵馬屋 → 銭湯(大黒湯まで戻る)

【3位】七福神巡り

【散策時間】4-6時間

千住七福神を中心に、界隈のパワースポット散策、多くの神社・仏閣を訪ねて歩く、充実のコース

●北千住駅(西口)

→ 推奨出発時間、朝10時ぐらい

→ 金のイルカ → 見番横町 → 本陣跡の石碑 → 旧日光街道(宿場街通り) → 千住ほんちょう公園(千住宿の和風門) → 本氷川神社 → 絵馬屋 → 横山家住宅 → 長円寺 → 千住四丁目 氷川神社 → やりかけ団子 → 千住新橋交差点 (元都電終点周辺) → いろは通り → 豆腐店の隣は有名な表具屋さん → 厄除け地蔵尊(新橋霊場地蔵堂) → 千住大川町神社 → 大川町公園 → 宝湯tel-03-3881-2660 → 元宿神社 → 葛飾北斎が浮世絵を描いた場所。★武州千住/葛飾北斎 → 山楽喫茶 千寿山荘 (休憩・コーヒー・カレー・ラーメン) ★水曜休 tel 03-3879-1513 → 元宿堰稲荷神社 → お化け煙突跡地 (現在は東京電力/石碑・ウンチク看板無し) → 大正記念道碑 → 千住神社 → 千住宮元町 白幡八幡神社 → 河原町稲荷神社 → 墨堤通り → 源長寺 → ミリオン通り商店街 → 仲町氷川神社 → 正面に芸大千住キャンパス → 旧日光街道(千住ほんちょうセンター街) → 芸術センター ★黒澤明記念館★映画館(懐かしい映画) → 税務署の角に、鴎外碑 → 通称「飲み屋横丁」正式名称は「ときわ通り」という、怪しげな繁華街 → 北千住駅西口に戻る

一度は、千住という街を訪ねてみたい。

せっかく千住に来るのだから、いくつかの有名スポットの写真を撮り、旨いと言われている有名店も入ってみたい。

みたいな方は、ぜひ、ご参考にしてください。

もちろん、これ以外にも★の数ほどお店があります。

どのお店も頑張っています。筆者として、行ったことのない店は、紹介するネタがないという事情だけであります。

ですから、どうしても、ここで紹介した店で食べようなどと思わず、自分なりの鼻を利かせて、美味そうな店を開拓してみるのも、街歩きの楽しみだとアタシは思っています。

個人的経験値としては、世界中どこであっても、値段表示のあるお店で、中にお客様が多数いらっしゃるお店は、かなりの確率で旨くて安いです。アタシは、そこを見逃さず襲撃するタイプです。

もっと、ワクワクしたい方は、「怪しげなドア」にトライして、イロイロと失敗を繰り返し、男を磨くという戦略に出てみてはどうかなと思います。

ネットの口コミなど、たいして当てになりません。

ご自身の責任にて、北千住の街歩きが思い出多き時間となりますことをお祈りしております。

おじゃら画廊のHP

千住っ子 おじゃらが作る 『北千住ぶらり歩き』は、

コンテンポラリーアーティストおじゃら りかが作成しています。

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