【名所-6】横山家住宅

横山家住宅

(足立区 有形民俗文化財 昭和57.12.10登録) 

伝馬屋敷の面影を今に伝える商家。

横山家は屋号を「松屋」といい、江戸時代から続く商家。戦前までは手広く地漉紙問屋を営んでいたのだそうです。

現在母屋は文政二年(1819年)の建造。昭和11年に、回収が行われた。

参考資料によれば、回収前の間口は、12間、奥行きが56間で、うなぎの寝床のように長かったとされる。改修後は、間口は九間、奥行きが15間、大きくどっしりとした、浅瓦葺の二階建て。中に入ると、広い土間、商家の書院造と呼ばれる帳場、二階の格子窓が美しい。

(私の解釈が間違っていたらごめんなさい。)

上野の戦いで敗戦した彰義隊がこの家の前を通りかかったときに、切りつけたと言われている刀痕が、柱に残されています。

また、戦時中に、焼夷弾が貫いたという屋根の部分も残されているそうです。さまざまなストーリーと一緒に、歴史を語る建物です。

★雑学★【伝馬屋敷】

街道に面して、間口が広くて、奥行きの深い建物。戸口は一段下げて造るのが特徴。お客様を、一段下がってお迎えする心遣いの表れなのだそう。

当時は、間口が、8間以上の広さの店舗に対して、馬一疋役(二両二分)が課税されたという。

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