【名所-4】千住本氷川神社(七福神・芭蕉句碑)

千住 本氷川神社 旧社殿

(足立区 有形文化財 建造物 昭和59.11.14登録) 

千鳥破風、その前面が唐破風となり、二重の破風を京成。

頭抜きや、虹梁(こうりょう・)の部分には、龍や鳥の彫刻がほどこされ、当時の職人さんの心意気を感じることができます。

徳治2年(1317年)千葉市によって、牛田の千葉山西光院と共に創建されたと伝えられる。

千住が宿場町として発達しはじめた、江戸時代の初期に、現在地に分社が立てられた。

明治43年、荒川放水路建設のため、牛田氷川神社を合祀。昭和45年に社殿を新築したため、旧社殿は、末社として保存されることになった。

神社には、旧社殿の他

★ラジオ体操発祥の地

★千住七福神 大黒様

★芭蕉句碑

『春も漸 けしきととのふ 月と梅』

などがあります。

境内にある、ウンチクの看板を読んでね。

千住本氷川神社 本殿

方一間(1.8m)あまりの木造で、切妻造りの平入り形式をなし、屋根は箱棟こけらぶきで、勾配が美しい曲線を描いています。

軒回りは二重たるきとなり、組物にも精巧な彫刻が各所にほどこされています。

小柄ですが、趣のある社殿、要チェックです。

→ 次は、千住の絵馬です

★雑学★【虹梁(こうりょう・)】

梁(はり)の一種。虹(にじ)のようにそりがあることに由来する。母屋(もや)に掛けたのを大虹梁,廂(ひさし)の柱をつなぐ短いものを繋(つなぎ)虹梁,唐様建築などで高さの異なる柱をつなぐ湾曲の大きいものを海老(えび)虹梁などという。

なるほどぉ。建物を支える柱と柱を、虹形の梁でつないでいるのかぁ。

千住の古い有名建物には、この、虹梁が多いです。散策途中で、探してみてくださいね。

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