■■■ オジャラ流、手抜き和綴じにチャレンジ ■■■『仮止め』と『袋とじ』をミックスした、簡易装丁
ありがとうございました。
◆◆ 原稿を準備 ◆◆ 真ん中から二つ折りにして、ビシっと折っておきましょう。
この他に、
●本の表紙と裏表紙になる、A4カラーペーパー
●本の制作時に本を保護する、書き損じコピー用紙2枚
●表紙に貼るシール
●太めの糸(機械用なら20番以上。もしくは、手縫い用の麻糸など。できれば、赤とか、紫などが、本が華やかになっていい。あまり太すぎると、穴をあけるのが大変)
◆◆ 準備する道具 ◆◆ ●メウチや、千枚通しなど、穴をあける道具
●ゼムクリップ中以上を4個
◆◆ のりは、紙の上に乗せて ◆◆ 本を順番に並べたら、表紙と裏表紙も二つ折りにして、本の上下に重ねます。
そうして、保護用の用紙というのも、その上下に重ねます。
◆◆ こんな感じ。 ◆◆ 『仮止め』も、『角ぎり』もしないで作るということは、もう、一発勝負なんです。
ですから、ゼムクリップは、穴をあけたり、糸を通したりしてもゼッタイに動かないように、ビシっと角を合わせて止めましょう。
糸を通す所のは、背中から1センチですので、背中から4センチ程度の所に止めましょう。
背中と反対側も止めておきます。
(写真下の方が、本を綴じる部分)
上と、左右のクリップは、外さない位のキモチで作ります。
それから、背中の真ん中辺。これは、あとで外したりもします。
◆◆ 穴の位置を決める ◆◆ まず、上下6cmのところ、背中から1センチのところに印をつけます。
その場所から、上下1.5センチの所にも、
印をつけます。
穴をあけるのは、この、4箇所です。
糸が2回通るだけなので、そんなに大きい穴じゃなくても大丈夫。
◆◆ 穴に糸を通します。 ◆◆ 先ほどの上6センチの位置から、1.5センチの部分を、二回糸を通して、結びます。
(ホチキスで止まらない厚さの本の場合です。ホチキスで止まる場合には、ホチキスで十分です。)
◆◆ こんな風に止まります。 ◆◆ この上から、袋とじをしてしまいます。
マジっすか?
まあ、バラバラにはならないだろう。薄い冊子なら、この程度でも十分って気がしますね。
短時間でできるし、四つ目綴じよりも、カンタンです。
◆◆ 袋とじ用の背表紙を用意します ◆◆ A4用紙を横長に置いて、大体6センチ幅程度にカットします。(冊子が厚い場合には、7センチ位。)
◆◆ 半分に折る ◆◆ まず半分に折り、左側だけ、更に半分に折ります。
赤く、のりと書いてある部分にのりをつけます。
◆◆ 冊子の表紙左上に貼る ◆◆ 今ののりをつけた部分を、冊子の閉じる側左上に合わせて、ピタっと貼り付けます。
◆◆ こんな感じに貼れました? ◆◆ 写真の、赤いラインは、最初に折った、用紙中央のラインです。
この、赤い部分を両端に一箇所づつ、真ん中二箇所にホチキス止めします。
冊子が厚くて、針が途中までしか行かなくてもオーケーです。
全部隠れてしまいます。
ここでホチキスしておくと、仕上がりがキレイで、袋綴じが壊れにくいです。
◆◆ 真ん中のラインをビシっと押さえて ◆◆ 真ん中の折り目から、用紙をぐるりと裏側に回します。
裏側の写真です。
一度、ぐるりと裏側まで紙を回してみて、
上から冊子を見てみます。
先ほどホチキス留めした位置に合わせて、裏側の折り目を決定します。
表紙側と、裏側の袋の部分が同じ幅だと、きれいにみえるのです。
本の厚さ+表紙の袋綴じの長さの位置で折るということです。
折ったら、折った部分と、これから貼り付ける本の裏側両方にノリをつけます。
◆◆ 完成です ◆◆ 袋綴じは、A4サイズの紙を使って作ると、アットいうまに完成しますんで、
どうぞ、チャレンジしてみてください。
どうですか?冊子、オジャラ流『手抜き和綴じ』、出来ましたか?
なんだか、面倒で出来上がりそうに無い?
そういう方には、更に手を抜いた方法もご紹介しましょう。
金はあるんですよね?