◆◆◆ Vol.2 俳句の学び方 ◆◆◆

●203 俳句の推敲手法

オジャラは、笹さんとお会いしたときに、一冊の本をお借りしました。

マガジンハウスの本/詩・俳句

わいわいハイクBOOK

という本で、世界から集められた子供の俳句というのが掲載されていました。

巻末には、水野あきらさんが書かれた『俳句指導者のためのリフレッシュ講座』という

読み物がありました。

この読み物は、私自身が俳句の推敲を進める上で、大変参考になりました。

もともと、定型俳句を子供に教えるという観点で書かれていますけど、

推敲の技法を筋立てて理解するのに、とてもヨカッタと思います。

まだ売っているみたいなんで、ご参考にしてみてください。

『水野さん』は他にも、いくつも書いていらっしゃるみたいっす。

子供に俳句を教える系が、解りやすくていいと思います。

笹さんは、『水野さんの俳句に対する考えは、自分のそれに近い』と話されていました。

◆◆ 俳句をどう推敲してゆくのか ◆◆

『水野あきら』さんの『俳句リフレッシュ講座』の中で、特に自由律俳句を詠む上で、参考になった部分は、

●感情用語の多用(を避ける)について

●説明過多(を避ける)について

●無季俳句について

●書写について

という部分です。

『感情用語の多用』というのは、直接的な表現を避けるということ。

『説明過多』というのは、一つの俳句の中に、いくつもの同じ季語や、一つの言葉を説明している単語が複数含まれているということです。

子供の俳句に限らず、自分の俳句の中にも、『説明過多』を発見し、笑えました。

『無季俳句』というのは、『季語のとらわれずに、俳句を作ること』というように判断できました。

自由律俳句そのものです。

『書写』というのは、俳句を書き写すことです。

学校で教える場合、自分の俳句を、丁寧に書かせるという指導だと説明してありますが、もし、俳句のコンテストなどに投句するのであれば、字が上手いと、点数アップというのは、なんか、関係がありそうです。

アタシは、これを読む前から、俳句を書き写すというのは続けています。字がサラサラ書けると便利だからです。

たったこれだけですけど、読後、何だかスッキリしました。

よく見ると、笹さんから教えていただいたことばかりですね。

知識では解っているつもりでしたけど、句作をするときに、整理がついていなかったんだと思います。

『感情用語の多用(を避ける)』と、『説明過多(を避ける)』に関しては、自分の俳句にもすぐに取り入れられる手法です。

たったこれだけでも、自分の俳句も、ぐっと短くなったような気がします。

◆◆ まだまだね、 ◆◆

俳句のサイトというのを作るほど、俳句も作ってはいないですけど、これから、俳句をやってみたいなという方の、ご参考になる部分が、少しでもあればいいかなと思います。

『感情用語の多用(を避ける)』と、『説明過多(を避ける)』だけでも、かなり俳句らしくなってきます。

もし、この作業をしないのであれば、それは、俳句ではありません。

『自由律俳句』と呼ばれるからには、そうでない文章と、違いがあるということなのです。

その『違い』がどこにあるのか。

『イカハイ』にまとめたのは、アタシが、笹さんから教えていただいた箇条書きのキーワードなんかから、アタシが類推して、勝手にまとめたものです。

アタシは、笹さんに教えていただいたキーワードを、いつも、『俳句と、俳句じゃない文』に照らし合わせて考えてきました。

だから、正しいかどうかは、まだよく解りません。

何せ、山頭火と放哉しか読んでないワケですから、俳句を語るという程の知識もないんです。

『俳句と、俳句じゃない文の違いについて。』

読者様なりに、考えて、まとめてみてください。

自分の俳句というのが、見えてくるんじゃないかと思います。

アタシも、たまには、俳句でも作るかなぁ。

(*゜▽゜*)ノ

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