◆◆◆ Vol.2 俳句の学び方 ◆◆◆

●202 もう一度見直そう

皆さんに感想を頂いて、ヤル気が出たところで、もう一度、山頭火とか、放哉を読んでみましょう。

好きな俳句をトイレとか冷蔵庫に張り出してもいいっすね。

◆◆ それから ◆◆

例の、キーワードも、どこか、目につく場所とか、俳句ノートの一ページ目なんかに書いて、開く度に思い出すようにしましょう。

ぼんやりしていると、サッパリと忘れています。

特に、初めに作る俳句は、長くなりがちです。

同じ意味あいの言葉が重複していたりもします。

どちらかを削るとか、単語を入れ替えて、もっと、リズムをつけるとか、そういう作業をもう一回してみましょう。

アタシは、山頭火の700句を書き写すというのに挑戦中です。

前のが150句程度だったので、今度は、700句を、体で覚えようという作戦です。

まだ360枚しか描けてない上に、暫く中断している間に、俳句のお手本は、俳句をやってみたいという方にあげてしまったので、また、新しいのをプリントしなければなりません。

今年は、なんとか、完成したいです。

◆◆ 次の100を作る ◆◆

最初の100句がひと段落したら、次の100句にチャレンジしましょう。

100句である必要はないかもしれませんけど、

勢いみたいのも必要です。

句を沢山作ろうと思うと、同じシーンについて、俳句がいくつもできてしまいます。

そういうのを回避するために、連句をやるといいかなと思います。(アタシは、参加してないですけど)

連句を一度でも体験すると、以前の俳句ダブってはいけないとか、前の前の人と重ならないように作るなどの、ルールがあるみたいです。

そうして、そのルールこそが、俳句の制作の根幹である、『輪廻を避ける』という訓練なのです。

毎日連句に参加されている方は、本当に力がついているなと思います。

『輪廻を避ける』というのは、口で言うほど、容易いことではありません。

自分の中の、同じ脳細胞から生まれてくる俳句なんです。同じような視点の俳句ばかりが並んでしまいます。

そこに気付いて、新しい表現や、違う視点から俳句を作れるようになるという訓練に、連句は最適です。

連句を続けているだけで、輪廻を避けた、新しい視点の俳句がどんどんと作れるようになるからです。

連句に参加するの、ちょっと怖いよねー。うん。解る解る。

でもまあ、最低でも一度は、体験してみるべきだと、強くお勧めします。

ホントっす。

◆◆ 次の100句もまとめてみる ◆◆

活字にしてね、まとめてみましょう。

前の俳句より、ずっと進歩しているはずです。

まだ、モヤモヤがすっきりしない?

それでは、山頭火700句の書き取りをしましょう。

そうして、意味が解らない俳句を張り出して、解るまで考えます。

意味が解らない俳句を考える作業というのは、

実は、俳句を作る力につながります。

俳句を作る力というのは、俳句を読む力があって、初めて培われるものだからです。

そうして、俳句を読む力というのは、解らない俳句を飛ばし読んだりしないで、自分なりの意味を考えるというところからスタートするのです。

◆◆ アタシもさー ◆◆

いま、山頭火書き写し第二弾として、700句を書き写している最中でね、この先、どうなるのか、わかんないのよね。

始めたばっかっすから、仕方ないでしょう。

でもね、書き写して、また、自分の俳句を作って、俳句集を出して、また、書き写す。

アタシは、これを繰り返すと思う。

いい俳句に触れることで、自分の俳句も、もっとよくなるんじゃないかと信じているから。

そんで、一応、書いておきますけど、あんまり難しい俳句は、初心者は読まないほうがいいと思う。

意味が解らない俳句を読んでしまうと、句作に迷ってしまいます。

とりあえずね、山頭火で行きましょう。

次は放哉。

そんでもってね、また、山頭火に戻りましょう。

放哉もカンペキに謎が解けたアナタはね、もっと新しい方で、難しい漢字満載の方のも読んでみましょう。

アタシは、ゲゲゲっと思って、退散すること多しですけど。

自分の俳句なんですから、自分で好きな方に進んでゆきましょう。

◆◆ 皆さんに読んで頂きましょう ◆◆

そうっすよね。これを忘れてはいけません。

ホームページに公開したり、句集にまとめて配布したりして、どうか、多くの方にも、見ていただきましょう。

みなさん、自分の俳句はなかなか作れないで、

モヤモヤしているから、アナタの100句に刺激されて、

自分もまた、俳句を作ろうって、思う方が続出するに違いありません。

オジャラよ、人に勧めていないで、アンタも作ったらどうなんだよっ。

・・・・・。今、画集作りが忙しいからなあ・・・・。

ま、そのうちにね。うふふ。

というように、俳句は、自分のペースで作りましょう。

趣味なんですよね?

ムリしちゃいけません。

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