AV感覚 (C)そねだゆ リトグラフ

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審査の方針
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この賞は、そねだゆさんの美意識に基づき選ばれる

個人的な賞です。

ですから、そねだゆさんが、どのような方針で審査をするのかを

こちらにまとめておきます。

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『そねだゆ』さんのコメント

技術ではなく、情念を表現できた人にしたいです。

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エロチシズムは、美しくなければならない。

エロチシズムは、シュールな中に存在して欲しい。

そういう作品なら、いくらでも欲しい。

基本の審査方針は、

●シュールな作品である

●エロチシズムを感じられる作品である

●美しさを感じられる作品である

という三点の条件を満たした作品ということになります。

また、今回は、

●イマージュが感じられる絵も見たい

とおっしゃっていました。

自分の表現が出来ていれば、その作品がよければ

良いということです。

そういう、頑張ってきた人を応援したいのだという趣旨です。

また、そねだゆさんからのご指示で、

直接秘部とか交接図などの直接的な表現作品は採用不可

小児虐待を含む公然わいせつに当たる作品も採用不可。

基本的に直接表現は受け付けませんので、よろしくお願いいたします。

という内容の審査方針をいただいておりますので、

ご理解の上、公募作品をどれにするのかを決定してください。

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この公募に応募者が増えて、

おじゃら現代美術館賞として、賞を追加した場合には、

おじゃらが選者となります。賞は、上記の条件を満たし、かつ、

●躍動感が感じられる

●瞬間表現が極まっている

●ユーモアがある

●手足の表現が安定している

●謎とか、不思議が隠されている

などの点もチェックの上、賞を決定します。

全てを満たすという作品は、世の中にはそんなに多くありません。

が、存在しないわけでもありません。

長い時間大切にされている作品とは、どのようなものか。

話題になっている作品の研究も、創作者の方は、おこたりなく続けて欲しいと

私は考えています。作品とは作家の信念が表れるものだと信じています。

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そねだゆさんや、アタシがイイと思う絵になれば、

どこの企画画廊でも扱ってくれると、

アタシは信じています。

収集家の鑑識眼や審美眼というのが、アート業界を支えているのです。

作家の皆さん、張り切って創作してください。

作品拝見できますこと、楽しみにしております。

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追記、2011年こちらで賞を取られた中井さんは、

ワンピース倶楽部に出展され、タグボートの関係の方に

見ていただき、気に入られ

タグボートの展示で招待を受けたとの報告を受けました。

今後のご活躍をお祈りしております。

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おじゃら現代美術館となった理由

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画廊業を4年ほどして、画廊が作家さんにできることは、

テンポラリーな展示ではなく、印刷物にして作品を残すこと

だと強く感じています。

作品がよくて、印刷物として、作品と作家名がWEBで

検索でき、作家に辿り着けば、

愛好の方はどこまでも調べ、作品を手に入れたいと

思うものなのです。

実際に、そうなっていると感じています。

私のギャラリーで作家さんにできることは何だろう。

そう考えながら前に進んできました。

ささやかな賞ではあっても、WEBでの作品の公開

「おじゃら画廊」や「千住まちかど美術館」などのパンフレットへの

掲載など、露出も増え、多くの方に見ていただくチャンスに

つなげてゆきたいと思います。

作品を見ていただくチャンスを増やす。

よい作品であれば、WEBで検索し、直接作家にコンタクトを取り、

作品が販売できる。

そういう時代がきたのだと感じます。

私は、ギャラリーではそんなに収益を

上げているということではありません。

レンタル料も安価ですし、販売手数料も取っていません。

作家さんが直接販売するチャンスを広げられれば

そのほうがよいと考えてきたのです。

今回、現代美術館を併設したというのには、

理由があります。

イロイロな展示の研究をしてきましたが、

アート業界では、美術館というのは、作家の広告塔となっているのです。

美術館収蔵となれば、画廊などよりも

見る人はもっと増えます。展覧会の図録として残れば、

今度は、その図録と絵がセットでマーケットにも流れ出ます。

素人でも、作品の真贋を確認するために、

自分の作品を印刷物にして残し、全てを管理するというのも

画業の一部なのです。

画廊では、資金的に、図録までは作れませんが、

美術館であれば、意義があると考えました。

意思を持ち、優れた作家さんの作品を集め、展示をし、

図録として残すために、私は、画廊から美術館という

役割にシフトし、もっと積極的に、作品の公開や

展示に力を入れてゆこうと考えています。

良い作品には必ず光が当たります。

その、良い作品を見ていただくための仕掛け、

それこそが、美術館であると私は気づいたのです。

おじゃら現代美術館 館長 おじゃらりか

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応募の方法は、こちらのページをお読み下さい。

おじゃら現代美術館&画廊のHP