「おじゃら画廊」のホームページ 第一章・画廊スタートまでの記録

■■■ 012 ★ 大工さんとの打ち合わせ ■■■

2007.3.7
毎度お世話になっている大工さんが到着。

水道屋さんや、電気屋さんにも来てもらう。

工事の内容をイロイロと打ち合わせ、どのようにするのが最良なのかという話がなされた。

そんでもって、結局、カウンターがデカ過ぎるという話になって、全てを取り去ることに決まる。

全てをっすか、、、、。

まあ、そのまま使いたいという気持ちがあるにはあったが、あまりのカビ臭さのため、このままでは、掃除をしても使えないというのが一点。

当面壁だけあれば(画廊なので、あとの話は、後から考えればヨイという話が一点。゛

そうして、痛みはあるものの、アトリエよりはマシな物件で、大工さんも安堵されていた。

アトリエの工事は、何日も来て頂いて、本当に大変だったもんなあ。(床の仕立て直しをしたため。)

大工さんとも、もう長いお付き合いで、工事が終わった後も、イロイロとやりとりがあったりして、良い方に巡り合えて、私も幸せ者だなと思う。

知人にも紹介したりして、広がりというのは確かにあるという世界。

やっぱ、結果が全てってことなんだと思う。

ここ何日か忙しかった。

ガス屋などは、撤去や配管の確認のため3回も来て貰わなくてはならなかった。

オール電化にすることに決定。

NTTのお兄さんにも、配線を撤去しにきて頂く。

ケーブルテレビかヒカリになるかもしれないからで、どちらにしたって、電話会社さんと契約はしないということになる。

電気屋さんのお兄さんと、「ガス系じゃなくて、ヨカッタね。電気はきっと無くならないよ」

という話をする。

アタシも、ガスがキライということではない。

ガスのファンヒーターは暖かい。

風呂は断然ガスの方が早いし快適という気もする。

が、風呂の無いお店で、湯沸かし器のためだけにガスを契約するのももったいないからね。

電気で行こうという事に決める。

ここ何日か続けてお店に行っているけど、全くカビ臭さが消えてくれない。

窓を全開にし、換気扇を回す。

やはり、床下が腐っているんだと思う。

全部撤去して、下水の配管を作り直して、もう一度、床を作るという所からスタートだわぁ。

一体、いくらかかるんだろう???

嫌まあ、アタシが払うワケじゃないんだけどさ、、、。

その後、壁面の吹きつけの壁材をコツコツと剥がしたり、棚板のバッチイのをキレイにしたり、電気のカサを洗ったりして過ごす。

アタマの中では、どのように改築するのかというのを考えてはいるのだが、なかなかまとまらない。

しかし、画廊オンリーということは有り得ない。

表向きは、少なくともカフェっつーことにしないとアカンということになる。

理由は、画廊では誰も入ってこないということは明確だからである。

近所に古着店がある。

お兄さんは、ケータイで古着を売って大ブレイク。

今は店を構え、今度はチェーン展開までするらしい。

驚くぜ。

そうして、怪しげな店に吸い込まれていくお客さんを見て、カフェならイケル可能性があると、確信する。

立地は悪くないからである。

なるべく居心地の悪い空間を目指そう。笑。長居お断り。

そうして、板や電気の傘を洗っている間にも、商売の奥深さというのを体感するのである。

ここには書けないんだけどさ、驚くべき世界が広がっているのよ。

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