■■■ ドローイング セッション 講習会の内容 ■■■

■■■ ドローイングセッションの話 ■■■

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●ドローイングセッションって何だろう?

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北海道でドローイングセッションを開催されている、マーティ伊藤さんは、

アメリカ(LA)でそういう会に参加されたことがあり、

そのルールを、日本に持ち込まれているみたいです。

私は、モデル不在のドローイング セッションの話ははじめて聞きました。

交換会というのも、心を動かされます。アタシは収集家なので、

好みの作品は集めたいんです。(知人の作家さんと作品は、コツコツ交換しています。)

別に、収集のために開くわけでもありませんが、

相手もアタシの作品が欲しいのであれば、取引は成立です。

マーティーさんのお話によれば、皆さん集まってきたけど、絵をなかなか描き出さない人もいるので、

描くように促してあげたり、

作品が欲しいときには、こちらの作品を差し出して、交換を申し出るなどの、

基本的な運用方法を教えて下さいました。

決まりはあまりないみたいですけど、初心者も受け入れるというのがキーワードかなと

思います。アタシのようなヘタクソも参加させてくださって、

アタシがメキメキ腕を上げていったのを、セニワティメンバー全員が覚えています。

チャンスがあれば、力をつけられる人が沢山いるんです。

アタシの考えでは、ドローイングはドローイングとして、

本画作品は、シッカリと完成させてゆくという方針を持たせたほうがいいと考えています。

それは、習作・本画・習作・本画という繰り返しがなければ、

絵の上達はありえないと感じるからです。

私は、素描は、油彩の結果を良くするためだけに繰り返しています。

今思えば、立体を含め、全ての創作の根幹を支える、基本的な能力だと気づかされます。

それに、作家さんと交換をできるチャンスというのは、そんなに多くありません。

沢山の作家さんの作品と交換したいと考えているのはアタシだけではないと思います。

ですから、紙の大きさを限定し、交換会という時間を別途儲けることにしようかなと考えました。

マーティーさんは、自分がもらえなくても、初心者の方に、セッションに早く慣れて欲しいこともあり、

(こちらの作品を進呈しても)相手の作品の見返りを期待しないと話されていましたが、

アタシの作品は、ギャラリーで販売している品なので、やはり、無料にするワケには

いかないという理由もあります。(ドローイングは、時々売れています)

セニワティに参加したときになどは、絵を描かないと、ケリーに怒られてしまいますからね。

主催者によって、アプローチというのはそれぞれなんだと感じました。

私のギャラリーで開く会なのだから、私がイロイロな運用を決めればヨイ。

そう理解し、ドローイング会を開催することに決めたのです。

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