■■■ ドローイング セッション 講習会の内容 ■■■

■■■ 絵が短時間に上達するTIPS-1 ■■■

ギャラリーに来る作家さんで、絵の話を相談されると、

必ず同じ話をします。

会場が狭く、ドローイングセッションは、参加者が10名と少ないので、

参加できない方のために、ここにも書くことにします。

ウソだと思う方は、とりあえず信じて、試してみてください。

*-*-*-*-*-*-*-*-*

●ボールペンで描く

*-*-*-*-*-*-*-*-*

エンピツで描くのと、どう違うのかといえば、ボールペンで描くと、

失敗したときに、消すことが出来ないのです。

ですから、失敗しないように描こうという気持ちが働きます。

多少エンピツで風景や花なんかの形が取れる方でしたら、

ボールペンで描き始めたら、あっという間に、素描の力が上がってゆきます。

スっと引かれた線が美しいと、作品がよく見えます。

別に、エンピツを使うなと言っているのではありませんが、

意識してボールペンで、素描の繰り返しをするほうが、エンピツを使って

消しながら進むよりも、短時間で線を引けるようになります。

最初は、上手く輪郭を取れないと思いますが、諦めないで、繰り返し同じモチーフに

挑戦し続けます。

最初の一枚に比べ、二枚目、三枚目、四枚目と、どんどんと線が安定してくるのが、

自分で体感できると思います。

 

どれもガラスペンで描いています。私の場合、もう、ボールペンでは失敗しないので、

更に難しい線に挑戦しています。

電車の中で座れたときには、ボールペンでの素描を作っています。

ボールペンというのは、線・点・面の3つの要素で作品を作らなければなりません。

エンピツのように、濃淡をつけることはできませんので、その、濃淡を、網目や点描で表現するという

ことになるのですが、そういった、線の一本一本が、絵の鍛錬につながります。

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.

◆◇◆ 図録になり作品は永遠となる ◆◇◆ オススメの図録リンク ◆◇◆