■■ 015 ★ ポスターの作り方 ■■

2007.6.17

区役所のお仕事は、情報量多くて困ります。

なかなか難しいんです。

ご参考になるか解りませんけどね。

絵の展覧会なんですからね、

少なくとも、絵が載ってないと意味ありませんよね。

絵が良ければ、全ては解決します。

いい絵を作りましょう。

作品がある程度有名になってくると、画家の名前なんか入れなくてもね、誰の展覧会かわかりますけどね。

ピカソやミロ、ニキ・ド・サンファールのポスターなんかさ、絵だけ。

あとは、日にちと、ギャラリー名が、小さい文字で隅の方に書いてあるだけなんだよ。

すげー。

でもまあ、それほどの作品でもないアナタは、もう少し、情報をふやしましょう。

少なくとも、見た人が関心を持ったときに、画廊まで行きつけないと、意味がありませんよね。

展覧会のポストカードやポスターを手がけると、デザイン力も身についてきますからね。

どんどんとチャレンジして欲しいなと思います。

嫌まあ、自分では出来ないという方は、こちらでも承りますけどね。(料金別途)

自分で出来る方は、自分でやるというのが、気持ちが入っていいんじゃないかと思いますよ。

アタシのポスターは、あまり参考にならないかもしれませんけどね。

まあ、イロイロと研究してから作るというのが正しいですよね。

ポスターは、ポストカードなんかよりもあとでも構わないのです。

会期1週間前ぐらいから、会期中に掲示されているというのがベストですね。

あまり早くても、痛んでしまったり、はがれてしまったりしますからね。

もしくは、ポストカードを貼ると同時に、おきゃくさんが来てしまうんです。

それよりも、ポスターと一緒に、ポストカードを置いて、それを持ち帰ってもらうというのがいいかなと思います。

いい展覧会であれば、ポストカードは捨てませんから。

大切なものなんです。

早くから配布を始めると、会期まで持ってますからね。

でもまあ、お友達に郵送する場合には、会期、一ヶ月を切ってからがいいと思いますよ。

一ヶ月間違えて、現地に来ちゃう人大量にいますから。(本当)

到着が、あんまりギリギリでも、会期が一週間だとね、来れないと言う人も多いですけどね。

英語版のポストカード。

日本では、掲示してもほとんど意味ないっすけどね。

まあ、いいポスターでした。でもね、

地図無いとね、来れないんですよね。

デザインがいいからオッケーってことじゃないんです。

必要なことが見た人に伝わるのが、もっともいいポスターなんです。

ポスターってね、作っても貼る場所なければ意味ありませんからね。

地道に、よく行く飲み屋さんとか、お買い物をするお店とかに、「ポスター貼らせてもらってもいいですか?」

などと頼んでおきましょう。

A2は厳しいけど、A3ならオッケーってこともあります。

サイズにも気を使わなくてはなりません。

トイレに貼られても、怒ってはいけません。

お願いして、貼って下さったお店の方には、ポストカードの一枚でも差し上げましょう。

アタマを下げて、お願いする。

ポストカードも置かせてもらう。

そういう営業も、展覧会の一部で、とても大切なんです。

もしかしたら、メニューのイラストなんかも頼んでくれるかもしれませんよね。

もしくは、お安く引き受けて、義理を売っておきましょう。

人間関係というのは、大切なんです。

イラストや、絵というのには、その人の性格とか出ますからね。

ひとりよがりの作品では、みんな疲れてしまうんです。

少なくとも、クライアントさんが、自分に頼んでくれるような人間的な魅力も備えなければなりません。

地元の方は、応援してくれることが多いです。

展覧会をするというのは、応援して下さる方をふやしながら、新作で、頑張りも見てもらうという場なのだと、私は思います。

ポスターは、こちらの面にも地図が入ることになります。

あとは、タイトルを上か横に入れる。

まあ、そんなもんですよね。

外国のアーティストのポスターっていうのは、カッコいいっすけどね、日本で掲示するには、情報量が少ないような気がしますね。

ヨーロッパは、ポスター天国で、展覧会の告知というのは、主にポスターでされるらしいですけどね。

日本は、あまりベタベタ貼れませんからね。

一生懸命、地元の商店街でお買い物をして、ポスター貼らせてくれるお店を地道に増やしていくしかありません。

ご参考になるかどうか解りませんけどね、字が小さすぎて、読めないポスターって、最低だと思います。

私の画廊も、地図無しで、集客できるまで、頑張って地元の知名度アップさせてゆきたいと思っています。


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