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■■ 012 ★ グループ展ってどうやって企画するの? ■■
2007.6.17
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絵を描くお友達を誘ってみたらどうっすかね?
まあ、絵を作る人はイロイロといますけどね、 概ね、割り勘で展覧会すると、懐には優しいですからね。 好感触の人多いと思いますよ。 あまり負担が無い範囲で展覧会を企画されるのが、一番いいと思うんです。 ネットで探すって方法もありますしね。(全く知らない人と展覧会するっていうのはね、実の所オススメしませんけど。) なんか、スゲーって人、インターネットの中には大量にいますからね。 でもまあ、全く面識がないのに、グループ展に誘ったりしたら、気持ち悪いっすよね。 ゲーサイとか、デザインフェスタとか、そういう類の展覧会に参加して、自分の作品とレベルの合った仲間を探すっていうのもいいと思いますよね。 作家さんの経済状態は、バイトとか、本業が何かにもよりますしね。 その辺、大切ですよね。 誰でもいいってワケじゃないと思いますけどね。 アナタの展覧会ですから、自己責任でお願いしますね。 |
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テーマを決めて、参加者を集めるというのも、一つの方法だと思います。
猫展をやります。 花の小品展 世界遺産展、 ピエロ展 アニマル展 ワンワン展、 東京の風景画展 ご当地弁当展。 というように、テーマはいくらでもあると思います。 こういう展覧会の方が、見に来るほうは、来易いのです。 スゴイなあと思ったのは、 1万円均一展というやつですね。 どの作家さんも、画廊の取り分込みで一万円で販売する作品を作って展示したってことになりますよね。 売れている人は、全部売れてましたね。 売れてない人は、全部売れてなかったです。 同じ一万円の密度ってことなんでしょうかね? |
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以前、猫展というのに参加したことがありました。
猫のイラスト、版画、ブロンズ像、ぬいぐるみ、バッヂ、アクセサリーなどイロイロなジャンルのアーティストの方が集まった展覧会で、面白かったです。 一番の売れ筋というのが、ポストカードだったということを除けば、悪くなかったです。 私、イロイロな画廊で、イロイロな展覧会を見てきましたが、イラストレーター系だけの展覧会というのは、バートックギャラリーさんぐらいしか知りません。あとは、ギャラリーG2さんも、ときどき、イラストレーターの方の作品展みたいなのを開いています。 青山にもあるみたいですが、ちと遠いので散策エリア外です。 バートックギャラリーさんは、各アーティストの方が、自分で展覧会を企画して、概ね5人ぐらいのグループ展を画廊さんに持ち込んで、展覧会を開くというスタイルが中心になっています。 初日には毎回パーティーがあるのですが、5人もアーティストの方がいて、その方が、何人かのお友達に展覧会のご案内を出しますので、結構な人数が会場に集まり、物すごい盛り上がっているなあと思うこと多いです。 イラストレーターの展覧会というのは、作品を販売するということよりも、出版社や広告代理店の方に、作品を見ていただくというために開くと割り切りましょう。 展示する作品以上に、営業用のファイルというのを準備しなければならないという話です。 |
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5人で展覧会を企画した場合、一人当たりの留守番日は、平日1日のみということになります。土・日は、出版社さんもお休みですから、可能な人がみんなで出張るということになります。
あとの4日は、営業に当てられます。 ちゃんと、事前にアポを取って、回る場所をいくつか決めておく。 作品ファイルや名刺も作っておく。 作品ファイルをひらいてもらって、仕事がいただけるような作品をいくつも作っておく。 そういうことになりますよね。 そんな話をすると、いつまでたっても、展覧会開けませんけどね。 準備をきちんとしたほうがいいんじゃないっすかね_? 仕事なんて、そんなに簡単に取れるものではありません。 大手出版社には、毎日何冊もの作品ファイルが送られて、1年で2000冊もの作品ファイルが、書庫に積んであるって話を聞いたことがあります。 その中から、自分の作品が選ばれるということは皆無です。 自らが出向いて、出版社の本を出版する方とのコネクションを作らなければなりません。 そうして、絵が気に入られて、値段が折り合わなければ、仕事など一生取れません。 逆に、お値段が折り合うと、多少ヘタクソでも、継続的にお仕事につながるという現実もあると思います。 そういった、お値段折り合う方の中でも、 「いやあ、この人、何でも描けて助かるよ」とか、「この人、絵が上手いねぇ」 「この絵、いい絵だねぇ」 という絵が描ける人に、仕事が流れがちです。 ですから、作品ファイルを作るときには、ありきたりなカットとか、WEB用の作品とか、ケータイ用の作品みたいなのを、何種類も作ってまとめておくといいと思います。 |
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展示用の作品は、もし、営業を中心に行うという目的の展覧会なのであれば、色が明るくて、カレンダーとか、本の表紙に使えそうな絵、雑誌のカットなんかを意図した感じのオシャレな作品なんかにしておくといいと思います。
5人で借りた場合でも、B4の作品で5点ずつぐらいは飾れます。 また、クラフト系、半立体作品、粘土作品、ヌイグルミ作品なども人気があります。 そういった作品を箱などに入れて、蓋を開くと展示できるみたいな立体物は、持ち運びも楽ですし、見に来た人に人気です。 企画した人が平面中心の方であれば、立体系の人とジョイントで展覧会すると、利用スペースが有効に使えていいかなと思います。 |
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