|
||||
■■ 011 ★ 画廊ってどうやって選べばよいの? ■■
2007.6.17
|
そうっすね。
やっぱ、ご予算との相談ってことじゃないっすかね? あとは、作品が売れたときに、画廊に何パーセントかの販売手数料を支払うのかどうか。 この辺、ポイントだと思います。 貸し画廊にも、イロイロな画廊がありますけどね。 嫌まあ、ホントウにボロイビルってこともありますし、中は豪華だけと、ビルそのものが古いとか。 ハッキリ言っておきますけど、,企画じゃない限り、絵なんてたいして売れたりはしないんです。 別に、展覧会をやったからといって、絵で儲かるってことはないと思います。 特に、会場費なんかを持ち出しているワケですからね。 でもまあ、作家なんですから、発表しないというワケにもゆきません。 業界誌なんかを読んでいると、画廊は、雑誌の広告主ってことになりますからね。 記事を上手くまとめているなという感想っす。 別に、業界の悪口を言っているのではありません。 そういう事実があるということを知ってから、画廊を選べと言っているのです。 |
|
アタシは、業界誌の類は、イラストも含めてほとんど読みませんから、まあ、本筋のところはよく解りませんけどね。
ときどき垣間見た記事とか、広告の大きさと、記事の扱いの比率なんかは、興味深いですよね。笑。 逆に言えば、多少お高くても、業界誌の広告に力を入れている画廊は、展示作品が記事になる可能性も多いわけでね、(あまり酷い展覧会は載らないとしたって)記事になっているからって、いい展覧会だとは限らない。 そういうことになると思います。 そういう画廊は、広告を出してくれるワケですから、早めに予約をすれば、自分の絵や名前が、業界誌に載って残る可能性もあるってことになります。 でも、日本のアート業界というのは、作品そのものを評価するということは少なくて、それは、収集家も、扱い側もです。 知名度さえある程度上がってゆくと、作品が売れてゆくという部分があるんです。 知名度を上げるためには、業界誌に掲載されるというのは手っ取り早いですよね。 狭い世界なんだと思ったことがありました。 それが、いいとか、悪いとか、そういう話じゃありませんよ。 意図を持ち、知名度をアップさせてゆく活動もしてゆく。 それが作家活動だということになります。 (でも、ヨイ作品を作るというのが、最優先です。これだけは間違いがありません。) |
|
広告に熱心な貸し画廊は、結構お高いかもしれませんけどね。
広告だけでなく、ちゃんとした記事になり、紹介された作品がよければ、沢山の人が展覧会に足を運んでくれると思います。 作品が全てなんです。 見るほうは、メディアに露出した作品や、ポストカードの作品さえよければ、足を運ぶ人ばかりです。ホントっす。 もし、メディアに露出したけど、誰も来なかったのならば、作品が悪いのです。 でもまあ、ご予算にも限りがありますからね、その辺、知人の展覧会を見に行くという義理も果たしながら、コツコツと、画廊の情報を集めたり、友達と情報の交換・共有化を図ったりしてね、自分の作品が世に出られる可能性のある画廊で展覧会を開くというのが正しいと思います。 |
|
収集家の立場から言わせていただくと、駅から至近の画廊というのは好感度高いですね。
最近は、イロイロなスタイルの画廊さんが出現しています。 雑貨店というか、レンタルスペースみたいな展示もあれば、ゲーサイとか、デザインフェスタみたいなお祭り騒ぎで期間が終わっちゃうみたいな展覧会もあります。 何が正しいということでもありません。 どこでやっても、アナタの絵が売れたりはしません。 それは、アタシの絵が売れないのと同じです。 それでも、世の中には売れている絵というのが存在します。 何故、その人の絵が売れて、自分の絵が売れないのか。 嫌まあ、その人の絵が売れているってことじゃないんですよね。 その作品がヨカッタから売れたんです。 その辺のところがね、話が混同している人がおおいです。 悪い作品は、どんなに有名な人が作っても、画廊だって扱わないし、売れたりもしません。 有名作家になった場合死後、本人が売らずに隠しておいた駄作を家族が美術館とか有名画廊に売りさばいちゃうことはありますからね。 いい作家さんであっても、駄作が世に出ちゃうこともありますけどね。 最近では、展覧会をみて、そういう作品かどうなのかまで解っちゃいますけどね。 知らないほうが幸せだったことも多いです。 |
|
どちらにしたって、来るほうの都合を考えて、画廊を選ぶというのがいいと思います。
知人が集まりやすい場所とか、 駅から近いとか、 ついでに飲みに行けるとか、 パーティーができるとか、 来た人にコーヒーが出せるとか、 画廊スタッフが不在で、店番が必要かとか、 まあ、そういうチェック項目があるってことだと思います。 あとは、自分の作品の点数と比較して、場所が広すぎないことですよね。 ガランとした展覧会というのも、間抜けです。 かといって、狭すぎるというのも不自由です。 人間というのは、満足することがないのだと思います。 でもまあ、実在する画廊で、予算やその他を勘案して、現実の中で展覧会を開くしかありませんからね。 あとは、画廊オーナーの熱意ですよね。 アナタの作品がよければ、きっと、熱心に売り込んでくれたりもすると思います。 よい作品をどんどんと作る力を身につけなければならないってことだと思います。 そうして、今作れる、一番良い作品で、展覧会を行う。 来た人に、楽しんでもらえる展示をする。 そういう気持ちが、来た人に伝わることが大切だと思います。 嫌まあ、そういう展覧会は、滅多にありませんけどね。はい。 |
Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara. |