◆◆◆ 1689 ★ 幸せでいるための12の行動習慣 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2012.5.9.

※この記事は、mixiに配信された洋書配信サービス「エグゼクティブブックサマリー」から記事提供を受け、抜粋を掲載したものです。サービスを運営するストラテジィエレメントのコンサルタント、鬼塚俊宏氏が中心となり、独自の視点で解説します。という記事を転載したものです。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?cluster

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●3分で分かる「幸せでいるための12の行動習慣」の要点

・幸福とは主に心のあり方である

・突き詰めれば、幸福が人生の外的環境によって決まることはない

・他の人より遺伝子的に強く幸福を求める人がいる

・臨床的うつ病の人を除いて、自らそう望めば人は今より幸せになることができる

・幸福な人のほとんどは、共通して「幸せになるための行動習慣」を持っている

・幸福になるには、自分自身の新しい「幸せになるための行動習慣」を確立すること

・そのような習慣を身につけることは難しいことであり、献身的に努力をする必要がある

・さまざまな「幸せになるための訓練」を毎日行うことで、幸せになるための行動習慣を身につけること

・そのような訓練には、人生を楽しむ、自分の持っているものに感謝する、今この一瞬を楽しむことなどが挙げられる

・その人の性格やライフスタイル、備わっている特性によって、一番効き目のある訓練は変わってくる

この要約書から学べること

・幸福になるために必要なもの

・幸福の「設定値」とは

・より幸せになるための12の行動習慣と5つのコツ

●本書の推薦コメント

 歌手のボビー・マクファーリンが1988年にリリースした「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」はメガヒットを記録しました。この踊りだしそうなほど陽気でハッピーな曲は世界中を駆け巡り、リスナーを魔法のように元気づけました。もしこの歌詞のように簡単に幸せになれるのなら、どんなにいいでしょう。実際、幸せになるにはかなりの取り組みと努力を要します。

 しかし、心理学者のソニア・リュボミラスキーは、幸せは、例え宇宙一不幸な人でも、必ず手に入れられるものだと保証しています。リュボミラスキーは、効果の実証された心理学的戦略をいくつか紹介し、真面目に取り組めば効く理由を説明しています。

 彼女の提案する気持ちを高めてくれるテクニックを心に留め、実行し、自分の人生の幸福度を高めてください。マクファーリンの曲を聞いて元気になれる人もなれない人も、リュボミラスキーの科学的な幸福誘導テクニックを試してみることをお薦めします。心配しないで、幸せになりましょう。きっと効果があるはずです。

 「幸せ」って何でしょうか? 特に現代においてはライフスタイルや、価値観が多様化して、「幸せ」についての概念も人それぞれで大きく変わりました。日本においても、バブルの頃は、良い学校に行き良い会社に勤めて、安定した生活を送ることが、幸せの基準と考えられていた時代もありましたが、それはもはや過去のことです。

 そもそも「幸せ」とは人それぞれの価値による判断でしかありませんが、場合によっては、状況などを知る上であらゆるものと比較してみることも重要です。そのような情報を元に自らがその目標に突き進む意欲を持つことも大切でしょうし、それができる事もまた一つの幸せと判断できると思います。つまり、「幸せ」とはそれぞれの人の心の持ちようと考えられます。

 しかしながら、自分が「幸せ」とどうしても考えられない人がいることも事実です。人生は人によってそれぞれの長短がありますが、1度きりであることは間違いありません。そうであるなら、自らの「幸せ」を追求してみる事も良いのではないでしょうか? それこそが幸せであるとも言えると思います。

 本書、「幸せでいるための12の生活習慣」では、自分自身が思う「幸せ」をより実感するために、どのような心の持ち方で日々の生活を送ることが大切なのかについて書かれています。人として生きている以上、幸せを追求することも人間の権利であるわけですから、是非、そうした「幸せ」を感じ取れる一つのマニュアルとしてこの書を役立ててみてください。

●人は幸せになれる

 自分は不幸になる運命にあるのだと信じ込んではいけません。考え方を改めてください。そうすれば、例えお金持ちではなくても、痩せていなくても、美人でなくても、仲間に尊敬されていなくても、宝くじにはずれても、幸せになることができます。本当の幸福を決めるのは、外的環境ではありません。大切なのは、自分の人生に対する態度です。もし前向きであれば、幸せになる確率は高くなります。

 ですが、もし後ろ向きであれば、おそらく幸せにはなれないでしょう。幸福には遺伝子が大きく関連しています。中には、生まれつき幸福の「設定値」が高い人がいます。この設定値は食事の設定値と似ています。例えば、ものすごい量の食べ物を食べても少しも太らない人もいれば、台所にいるだけで太ってしまう人もいます。これと似ていて、幸福の設定値が高い人は、自然と他の人より満たされていると感じます。そして、自分の人生や自分を取り巻く世界により大きな満足感――つまり、幸福感――を得ることができます。

 遺伝子を変えることはできません。運悪く比較的低い幸福設定値を持って生まれた人は、幸せよりも不幸だと感じやすい傾向にあります。しかし、研究によると、幸福の設定値によって決まる幸福度は、全体の幸福度のわずか50%ほどだということが分かりました。

 残りの内の10%は生活環境です。つまり、お金持ちか貧乏か、健康か不健康か、太っているか痩せているか、愛されているか愛されていないか、ラッキーかアンラッキーか、などで決まります。

 そして、残りの40%は本人が直接コントロールします。つまり、不幸ではなく幸せになろうと意識的に努力することで、人は幸福度を大幅に高めることができるのです。幸福度を高めるには、幸せな人が持つ行動習慣と態度を身につける必要があります。そして、必要であれば、考え方と行動を変えなければなりません。

 最終的に、幸せになることを選ぶのは自分です。科学的に証明された基本的なコンセプトを取り入れれば、幸福感を引き出すことができます。しかし、それにはかなりの努力が必要です。考え方や態度、行動を変えることは容易なことではないからです。ですが、それができれば一生幸せでいられます。

 残念なことに、勇敢にも自分の考え方や行動を変えようと試みたものの、自分はとても不幸だという考えから逃れられない人もいます。そのような人はうつ病である可能性があります。心理療法や薬物治療など専門家の治療を受ける必要があるかもしれません。もし自分はうつ病ではないかと思ったら、専門家に相談しましょう。まず、かかりつけの病院で全身の健康診断を受け、うつ病になる身体的要因は無いか確認してください。必要であれば、精神医療の専門家を紹介してくれるでしょう。

 もしうつ病ではないにも関わらず、自分は不幸な人間だと思うのなら、なぜ不幸だと思うのか理由を検証しましょう。そうすることで、どの訓練をすればより幸せになれるのか判断することができます。自分自身に、なぜ不幸だと思うのか尋ねてください。

 将来を不安に思っていませんか? 自分の人生が自分の思い通りにいかないと思っていませんか? 引っ込み思案、あるいは生まれつきマイナス思考ではありませんか? なかなか喜びを感じられませんか? このような質問への回答によって、自分にとって最も効果のある訓練が決まります。

 次に、自分の強みを考えてください。例えば、もし生まれつき競争が好きであれば、スポーツや運動など活躍できるものに参加しましょう。そうすれば、幸せを感じ、自分に自信を持つことができるようになります。ただし、どの訓練をやるか選ぶ前に、自分の生活について考えることが大切です。もし、自由時間のほとんどないストレスの多い生活を送っているのなら、自分の恵まれた点を数え上げるなど、シンプルな取り組みを選ぶと良いでしょう。

 いきなり確信をつく言及がここでなされています! 「幸せ」とは外的要因ではなく自分の内面に隠されているのだということです。幸せであるように見える物理的状態とは非常に不安定なものであるように思います。

 むしろ、「幸福感」を自らが感じる状態にすることが望ましいわけで、メーテルリンクの「青い鳥」の童話でも同様のことがいわれているのが思い出されます。最もそれが実感できない人は心の病に侵されている可能性も否定できませんので、診察の必要があります。では、どのように日々を過ごすか? それについての行動が次の12の習慣ともいえるでしょう。

●幸せになるための12個の行動習慣

 幸せを手にすることは、神秘的なことではありません。手にするには、シンプルで新しいことを日常的に行い、それを習慣にする必要があります。このような取り組みを行えば、人は幸せになれます。とてもシンプルです。

 もちろん、新しい取り組みを毎日の生活の中に取り入れることは簡単ではありません。ですが、もし努力する意思があるのなら、次に記す幸せになるための12個の取り組みを実践してください。中にはくだらないと思えるものもあるかもしれません。ですが、だからといって投げ出さないでください。

 すべてを取り入れる必要はありません。いくつか選んでください。もし効果がないと思ったら、他のものを試してください。自分と自分のライフスタイルに合った取り組みを選びましょう。日常的に取り組めば、必ず幸せを感じることができるようになります。

必ず幸せを実感するために日常的に取り組むこととは?

1、感謝の気持ちを持つ

 人生における嫌な経験に対する負の感情によく効く薬は、良い経験に対する「感謝の気持ち」を持つことです。研究によると、物事に感謝する人は、強い満足感を抱き、より前向きな気持ちを持っていることが分かりました。そのため、彼らはより幸せを感じます。彼らのように感謝の気持ちを強く持てるようにするには、「感謝日記」を毎週書くようにしましょう。感謝したいと思える物事について書いてください。

2、楽観的になる

 もし悲観主義であれば、幸せを感じることはほぼ不可能です。あらゆるものが暗くネガティブな感情に染められてしまいます。そうではなく、人生について楽観的になってください。対処能力を高める努力をしてください。そうすることで、元気が出てきて、目標に向かって進むことができるようになります。楽観的になるには、物事がうまくいくと、自分の人生はどうなると思うか紙に書き出してください。このような想像する訓練をすることで、「楽観的に考える筋肉」が鍛えられます。

3、考えすぎない

 いつも骨をかじる犬のように常に問題に思い悩んでいると(このような状態を自己反すうと言います)、人は自然と嫌な悲しい気持ちになり、落ち込んでしまいます。このパターンは極めて自己破滅的です。このパターンに陥ると、人は常に自分と他人を悲観的に比べてしまいます。このような悪影響のあるパターンから抜け出すには、そのような考えにはまらないことです。運動したり映画を見たりするなど、他の楽しいことに意識を切り替えてください。

4、人に親切にする

 幸せになるための究極の秘訣は、人に親切にすることです。無理をしてでも人に親切にすると、いい気分になり、罪悪感や精神的苦痛などネガティブな感情を打ち消すことができます。親切にすると、すぐに前向きな気持ちが沸き上がって来ます。親切心を育てるための1つの訓練は、ボランティア活動に参加することです。これ以上有意義な時間の使い方はないでしょう。

5、人付き合いを持つ

 バーブラ・ストライザントの名曲「ピープル」が一番伝えたいメッセージは「人を求める人は、世界で一番幸運な人だ」というものです。心理学者も、社会に参加したいという欲求は、あらゆる人にとって最も強い原動力の1つであるという考えに同意しています。幸せになるには人と付き合う必要があるのです。人と関わりを持つ時間を作りましょう。

6、ストレス対処法を学ぶ

 ストレスはどこにでも存在し、その原因はさまざまです。ストレスの対処法を知らなければ、幸せにはなれません。解決策を探すことに力を注ぎ、問題に対処してください。その際、一歩一歩進むことが大切です。戦略と行動計画を立ててください。助言を求めることも重要です。もしストレスが状況的なものではなく精神的なものであれば、気分の良くなることをしてください。例えば、ハイキングに出かけたり、ゆったりとした音楽を聞いたり、友人を訪ねたりしましょう。また、ストレスについて紙に書き出すことも、緩和する手助けになります。

7、人を許す

 昔からある言葉が、最も的を射ているということがよくあります。そして、そのため、そういった言葉はいつまでたっても色褪せません。「水に流せ」というのが、そういった言葉の1つです。怒りや恨み、敵意などをずっと内にこもらせている人は、精神的にも肉体的にも自分自身を傷つけてしまうと、心理学者は認めています。

 もちろん、自分を不当に扱った人を許すことは、容易ではありません。1つの方法は、相手に向けた「許しの手紙」を書くことです。手紙に、相手があなたにどんなことをしたのか、細かく記してください。そして、手紙の中で相手を許してください。その手紙を実際に送る必要はありません。大切な事は、傷ついた気持ちを表に出すことです。手紙を書くことで、傷ついた気持ちを捨てることができます。

8、今を生きる

 未来のことばかり考えていませんか? お金持ちになったり、ダイエットに成功したり、大好きな人と結婚したり、今より良い仕事に就いたりした時に、どんな素晴らしいことが起きるだろうと考えていませんか? それとも、過去に捕らわれていませんか? したことやしなかったことについて後悔していませんか?なぜ最も重要である「今」を生きないのですか?

 考えてみてください。「現在」こそが、わたしたちが本当に持っている全てです。今を生きる最善の方法は、現在の行動に意識を集中させることです。心理学者のウィリアム・ジェームズは「わたし自信が注意を払うことに同意したものが、わたしの経験になる」と書いています。自分の人生に注意を払ってください。人生の一瞬、一瞬を意味のあるものにしてください。1分でも無駄にしてはいけません。

9、人生を楽しむ

 自分の人生を満喫し、一瞬一瞬を楽しんでいますか? もし楽しんでいないのなら、なぜでしょう? 正しい姿勢でいれば、平凡なことすら素晴らしいものになり得ます。例えば、その気になれば、朝ごはんを食べることすら、この上ない幸せなことだと思えるようになります。ベッドに入って眠ることもそうです。想像力を働かせて、人生を豊かなものにしてください。素晴らしい体験を思い出してください。そして、頭の中でもう一度同じ体験をしてください。研究によると、このような「ポジティブな回想」を行うと、3人に1人が抱えている問題に対して有効な考え方ができるようになることが分かっています。

10、目標を持つ

 目標に向かって一生懸命努力する人は、自分の人生にも全力を注ぎます。もちろん、目標は合理的で、達成可能で、本当に満足感を与えてくれるものでなければなりません。あなたの目標はどうですか? 多くの人が、お金持ちになりたい、外見を良くしたいといった目標を設定します。しかし、研究によると、お金持ちになったり、美人になったりしても、幸せが保証されるわけではないことが分かりました。

 実際、このような「非本質的な目標」は、本当に幸せをもたらしてくれる、より重要な「本質的な目標」の妨げになることがあります。本質的な目標は、人によって異なります。ある人にとっては、料理を学ぶことかもしれません。またある人にとっては、毎朝、朝食の前にプールで泳ぐことかもしれません。目標の無い人生は、むなしいものです。自分の目標に向かって全力を尽くしてください。

11、精神性を高く持つ

 研究によると、宗教の信者は無宗教の人より幸せを感じやすいことが分かりました。また、無宗教の人より健康で、病気により効果的に対処し、トラウマに上手に対応することができます。精神性を高めることで――つまり、「崇拝する対象を求める」ことで――内なる平穏と安らぎを得ることができます。宗教と高い精神性は、人生に意味を与えてくれます。

12、身体的、精神的に健康でいる

 もし瞑想をしたことがないのなら、試してください。瞑想とは「集中力を高める」という意味です。瞑想している時間は、じっと我慢し、心を落ち着かせる時間です。

 自分を解き放ち、いつもの考え方から離れ、物事をいつもとは違う角度から見てください。また、運動をしていますか? 運動は、すぐにいい気分になれる最善の手段の1つです。幸せな人のように振舞っていますか? 信じられないかもしれませんが、笑顔を作り笑うことで、人は幸せを感じていると自分自身に思いこませることができます。笑顔でいる時、人はなかなか不幸な気持ちにはならないものです。

 高度経済成長を経て物質的に満たされている状態が幸せであると感じている日本人にとってはかなり難しい生活習慣かもしれません。

 生活レベルの差は別としてもこうした習慣をラテンの人たちは自然と身に付けているのかもしれません。もちろん個人差はありますが、常に明るく人を大切にすることを心掛けているのではないでしょうか? 経済も停滞し先行きの見えない状況にある日本の人たちもこうした概念を今からでも遅くはないので身に付けていく必要があるのではと思います。

【エグゼクティブブックサマリー】

(ITmedia エグゼクティブ)

4/11 mixi記事より転載

なるほどね。

人に親切、感謝の心。

まさにアタシそのものね。うふふ。

高い精神性。

まあ、まだそれほどでもないが、そういう場所に入れるよう心がけてはいる。それが作品に表れるからである。

そして、人生の目標。

だからアタシは幸せなんだわー。納得。

自分が不幸だと思ってる人は、人に親切にしたり、感謝したりしない人が多いって思うことが多い。

それどころではないのだそうだ。

うむ。

天性の性格的なもんだと思うけどね。

幸せのための12というのの根底には、謙虚さというものも備わっているとアタシは付け加えたい。

引く力もないと、感謝とか親切ができないからである。

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