◆◆◆ 1687 ★ あけおめ、ことよろで、、、。 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

201212.2.

ご愛読、いつもありがとうございます。

病院に行った話が途中だという苦情があり、アタシも日記を久しく書いていないことを思い出したのでした。

今年もよろしくおねがいします。

FM北千住、新春スペシャルは7日放送予定です。

二時とか、三時ぐらいにははじまっている予定です。

今年の抱負かぁ。

9年続いた雑誌の表紙のイラストの仕事が終了することになった。

この日が来ることは、始まるときから解っていたので、終わってしまったことは時の流れだと思う。

この仕事は、私がイラストに関わる唯一のチャンスであり、イラストというものを見て歩き、先達に学び、稼いでいるイラストというものに関心を持たせてくれた。

この仕事を通し学んだことの大きさは計り知れず、ヘタクソな絵を使い続けてくださった雑誌社の皆様には深く御礼申し上げます。

絵画でも、イラストでも、コンテンポラリーでも、作品なのであれば、人を引き込む何かが作品の中から出てこなければならない。

そういうことを学んだのだと思う。

マンガ喫茶での仕事は、漫画というものと関わることになった。

マンガやアニメというのは、私たちの世代では、無視して通り過ぎることはできない共通の文化なのである。

イラストと比較しても、マンガというのは、ずっとクオリティーが高いと思うことが多い。金の係り具合も、才能も違うのだ。

絵が上手いということを越えて、筋を作れるとか、絵を感動的に描けるとか、そういう力のある人は、マンガに流れてしまうのだと思わされた。そういう現実を知るのにも、ヨイチャンスだったと思う。

最近、ギャラリーも閉めて、日曜だけの営業にしたため、展覧会などを又見に行っている。

暫く行けなかった。

時代はなかなか変わらない。

アートフェアや、ヨコハマトリエンナーレの内容は、刻々と進化が見られるのに、画壇系の公募というのは、依然として旧態を維持しているスタイルにも驚くが、

あんなに作品が集まってくるという現実にも驚かされる。

日本には、こんなに画家がいるのだとも思うし、どの絵にも価値を見出す人がいないのだとも思え、自分の将来について不安になる。

美術品のマーケットは、すこぶる小さな世界の、一部の作家だけによって成り立っているというとになる。

絵というのは、描けるだけではダメということに他ならない。

知人の知人が、美術品を処分したいというので、近所の八木美術さんを紹介してあげた。

何でも、有名デパートで買った、値段付きの油彩ばかり30点ぐらいあったのだとか。

年鑑なんかで探しても、名前もないとか。

デパートの美術画廊といっても、一部は貸しってこともあるみたいだし、ビミョーだよね。

同じ作家の絵が、銀座で売られている絵の何倍もするとかね。

別に、商売の構造を否定しているということではない。

アートというものが、正統な地位を確立するためには、不透明さを払拭しなければならない。

個人的にはそう思うが、不透明な部分で儲けている人がいるというのも事実であり、商法的に言えば、不透明な部分で、よく、調べもしないで買うほうの落ち度でもある。

ということになり、法律的には、なんら問題がないということで、アタシがとやかくいう筋の話でもない。

そういう、うさんくさい世界で生きていくという精神力の方がね、もつかなというのが最近の悩みといえば、悩みかも。

おじゃら画廊

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