◆◆◆ 1664 ★ 杉本博司さんの番組 ◆◆◆
インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)
2011.1011 たけしさんが、好きなアーティストを訪ねるという番組を連続で見ている。 *-*--*WIKIより転用 杉本博司(すぎもと ひろし、1948年2月23日 - )は、東京都台東区旧・御徒町出身の写真家。東京及びニューヨークを活動の拠点としている。 *-*-*-*-* へえ。御徒町出身なんだ。 近いな。 今はニューヨーク。 そうだよね。 アタシも、金があったら、スペインに行きたい。 下町出身なので、ヒネクレなのね。なんか納得。 杉本さんの写真を拝見するのは、実は、これか初めてだと思う。 というか、アートフェアなんかで、何点かは見たことあるはず。 東京都写真美術館で、物凄い行列だったので、見るのを断念したことはある。 |
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写真展で行列というのもね。信じがたいけどね。 写真は、コンテンポラリー系。 例えば、有名な建物ばかりを、ピンボケさせて撮影する。 とかね、 ポートレートは、全て、蝋人形を、人間っぽく撮るとか。 水平線だけの景色を世界中で撮る。 世界の、映画の上映されていない映画館を撮影。 博物館に飾ってある剥製を生きている動物みたいに撮影する。 そんな感じ。 中でも、静電気を直接フィルムに焼き付けてポジにしちゃうっていう作品は楽しそうだと思った。 静電気を発生させる機械なんかをオブジェトして展示したりもしてね。 その他、彫刻や、神社建築などの一部などのお仕事もされているようだった。 ニューヨークのギャラリーの一番上には、茶室を作られている途中。 杉本さん曰く、茶室というのには、沢山持っている作品の中で、今日のお客様のために、たった一枚を掛ける。 そういうおもてなしをする空間なのだそうだ。 お金持ちは言うことが違うよね。あはは。 |
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ニューヨークのお金持ちのお友達の家に行くと、壁一面に、名画が掛けられていて、 シャガール、ミロ、ウォーホール、みたいにね、 この壁だけで何億です。 みたいな話らしい。 それが、杉本さんには、成金的で、品が無く思えたんだろうね。 茶室を作るっていうのは、ごく自然だと思う。 理由は、茶会というのは、楽しいからである。 外国に暮らして、やはり、日本人であるということを、杉本さんも感じられたのだと思う。 彼曰く「(ホントウはもうアメリカ人になりきっているんだけど)日本人のフリをして生きている」 とテレビで語られていた。 まあ、そういうこともあるだろう。 外国人は、永遠に外国人として扱われる。 それは、世界のほとんど、どの国にいったって、異国の民というのは、自国の人間としては、異国人として扱いたいのだ。 見た目も違うからね、それだけはどうしようもないもんね。 |
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それでも、写真で、これぐらい前衛的な感覚というのは、彼が最初だと思う。 どのシリーズを見ても驚くし、写真がデカくて、それも素晴らしい。 彼の写真を引き伸ばす方が専属でいらっしゃるのだという。 世の中には、イロイロな仕事があるもんだよね。 芸術家といっても、一人でできる仕事と、複数のチームにならなければ出来ない仕事というのもあるからね。 どちらがイイということでもない。 作家のスケールによって、というか、収益具合によって、それは変わってくるってことだろう。 山本容子センセイも、専属の刷り師がいるみたいで、売れてくれば分業というのは普通の話だろうと思う。 絵画制作というのは、そういう部分では、自分ひとりで作ることのほうが今は多いかな。 イタリアなんかの場合、昔は、弟子がイッパイいて、センセイは仕上げだけしたとかね、そういう時代もあるらしいけどね。 創作するという作業は、最初から最後まで、自分一人でやりとおせるっていう部分は、他の仕事と随分違うと思うことはある。 個人的には、植田 正治(うえだ しょうじ、1913年3月27日 - 2000年7月4日)さんの方が好きかな。 何が違うんだろう。 やっぱ、人間的な、人情的なものかな。 それだって、杉本さんの作品のことを、忘れることはないだろうという確信もある。 優れた作品というのは、人の記憶の中に留まり続けるものなのである。 |
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