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インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2011.9.18

三ヶ月ぐらい更新していなかったよな。

理由は、やっぱ、カメラにあると思う。

新しいカメラにしたので、写真を取り込むのに、カードリーダーが必要になってしまい、面倒極まりないんだよね。

この間には、イロイロなことがあった。

バイト先のビルが取り壊しになって、廃業が決まるとか、

ギャラリーを日曜営業のみにして、普段はギャラリーで

デザインやなにかの仕事をするとか。

パソコンの生徒さんも時々くる。

FM北千住は、ディレクターと決裂し、彼がもうやりたくないというので、アタシが引き継ぐことにした。

ところが、ギャラリーのインターネットが止まってしまい、結局できなかったり。

アドマチが取材にきたり。(番組には出られなかったんだけどね)

足立区展に出し、イラストレーター協会のコンペを手伝い、

作品の受付や返送を終える。

今年は、優秀賞の方、最優秀賞の方が、それぞれ画廊を訪ねてくれる。

画廊ってスゴイよね。

自分の作品が展示してあるっていう理由から、北海道から来たりするんだからね。

そういう、自分の力とは別な力があるなと思わされる。

そうそう。

アタシは、ワンピース倶楽部という、収集家の会に入ったのだった。

そんでもって、去年買った作品をみせびらかすための展示というのにも参加した。

たしか、「はじめてかもしれない vol.4」という展覧会。

銀座と小伝馬町の二箇所にで開催され、多くの収集家の方や、ギャラリーの方とも知り合いになる。

狭い世界ね。

初日と最終日にパーティーがあるんだけど、金持ち集団なんで、皆が差し入れてくる高級ワインをがぶ飲みできるというのは、想定外だった。

気持ち的には、高いワインはデキャンタしてのみたいわ。おほほほほ。

この他、ARE(アート ラウンド イースト)という、常磐線を中心とした沿線を結ぶ、アートイベントのネットワークにも、千住まちかど美術館で参加をする。

はぁ。忙しかったわ。

アートの活動というのは、実は、物凄く狭い場所にある。

たとえば、AREのミーティングで会った人たちの何人かには、「はじめてかもしれない」展のパーティーで会ったし。

アートフェアでも会う。

それから、京橋のオークション会場でもバッタリ。

というように、逃げることはできないのである。

アタシは、貸し画廊というビジネス形態をやめることにした。

理由は、展示替えがあるたびに、自分の作品をアトリエに運ぶというのに疲れてしまったこと。

ここのところの不景気で、作家さんの懐具合がよくないこと。

コンペで集める作品と、普段集める作品にも凄く差があって、まあ、それはそれでいいと思って4年経ったけど、結局誰の為にもなっていないような気がしてきた。

ギャラリーを空けていれば、アタシには、仕事が入るし、展示をすれば、売れることもあるんだけど、多くの作家さんの作品は、一個も売れなかったりして。

まあ、もっと買う人が流れてくる画廊でやるほうが、きっといいんじゃないかと思う。

北千住だからね、売れないのは仕方ないんだけどね。

相変わらず、絵には全く関心がないという人も入ってくるし。

ギャラリーは日曜しか空けてないのだが、中で仕事をしていると、今までの人は、今までと同じように入ってきて、時間を割かれてしまうというのも問題である。

全く、何をしにきているのか解らないという人も何人もいる。

三月11日の地震のあと、ずっと不景気ムードは続いていて、アタシも、良い時期に業態替えをしたなと思う。

美術館やデパート、博物館などで、様々な展示を見てきたけど、アートの楽しみ方というのは、所有することだけが目的ではないと思う。

アタシは、前衛的な表現に傾倒していることもあって、昨日も、知人に、「アナタの絵は全く解らない。いいと思わないのよ」

などと、文句を並べられる。

作品を作っているときや、作る前に、アタシは何かを考えたりはしない。

もしくは、考えたとしたって、下絵を厳密に作ったりは、ほとんどしないのだ。

オジャラ「それは、仕方がないですよ。アタシは、見る人が、何だか解らない作品を作ろうと心を砕いているのですから。何だか解らないって思ったら、見た人の負けなんですよ」

そういうと、

負けず嫌いの彼女は、「ああ、アタシの負けなんだ。」

などと鑑賞の視点を少し理解したようだった。

おじゃら画廊

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