◆◆◆ 1783 ★ お粥ちゃん777の準備 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2013.6.11.

詳しくは、こちらにUPしています。

記録なんで、仕方がありません。

まだ、本格的にやるかどうかは決まってませんが、テスト的な販売は、いくつかはする予定です。

でもまた、区役所の仕事が取れそうなんで、どちらかといえば、そっちで頑張りたいです。

ギャラは安いですが、お粥よりはマシな収益です。汗。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

今日は、ハットリ君が、夕方訪ねてきて、別な用事だったのだが、明日に延期になったので、仕方か無く、このまえ、スミレちゃんが持ってきてくれた、セブンの酒を二人で飲むことになる。

(当然にコップです。キッパリ)

キリリと冷えたお酒が、おなかの空いた胃袋に沁みるわぁ。

そうして、粥の話がずっと続いて、彼の話を少し聞き、今度は、アートマーケットの話になる。

彼のお友達で、芸大シュッシンのS嶋君という人がいて、彼の応援をしたいのだという。

オジャラ「絵なんて、自分で売ってたら、一生美術品にはならないわよ」

ハットリ「どうしてですか?」

オジャラ「ホンモノっていうのはね、価値があるわけでしょ。だから、画廊によっては、売値で買い戻すのよ。それ以外は、価値ゼロなの」

ハットリ「売値でって、どういうことですか」

オジャラ「嫌まあ、そういうところは、あんまりないけどさ、無いわけじゃないの。

100万円で絵を売るでしょ。でも、今は、200万円に値あがっている。でも、画廊は100万円で買い戻す。

どう思う?」

ハットリ「200万円で売りたいです」

誰だってそういう計算になる。

オジャラ「100万円が、200万円になる絵って、どういう絵だと思う?」

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

そういう話が続く。

アタシは、イロイロなギャラリーを見て歩いている。

現代系のマーケットは、あるようで、実は、地盤が脆弱である。

値下がりしている版画のマーケットで、良品を集めるほうが、まだマシという気もする。

版画は安いから、前衛1点買おうと思えば沢山買えるからね。笑。

それから、奈良さんや、ムラカミタカシさんの話になり、

ハットリ「彼らの作品が前衛で、オジャラさんの作品も前衛なんですか?」

オジャラ「そうよ。」

ハットリ「だって、作品が全然違うじゃないですか。」

オジャラ「おんなじ作品作ってどーすんのよ。」

芸術家たるもの、人にまねされるような作品や、アタシにも作れるという作品を作るのは恥ずかしい。

オジャラ「アタシの作品はね、日本的な箱に、全く異質の、日本的な品物が詰められているの。外国の美術館に並んだときにね、日本人が作ったってわかるようにね。」

それこそが、日本人としての誇りであり、作品を作る意義である。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

安易だという人もいるが、その、安易に思える中に、追随できない完成や、信念がこめられていなければならない。

宮田学長も、テレビで、他の作家さんの評論をしているときに、「意図して、人を驚かせようとしているかどうかは、作品に現れないと」というような話をされていた。

そう。

作品を見れば、その作品が、人を驚かせようとか、不愉快にさせようとか、悩ませようというような、心配りがあるかないかまでわかってしまうのだ。

ありのままを見たように書くのであれば、実物以上、

写実の人だって、写実ばかりではなく、内面的なものさえ追及し、結果になされている。

それは、見る者のほとんどが、そういうことに気づくということになり、そうでない作品との差も、歴然としてしまうものなのである。

ということでね、右の赤門寺の作品とかは、あまり、公開したくないんだよね。サインもいれてなかったけど、入れて引き渡す。

そうして、こういう絵しか、求められないという実態こそ、心が傷つくんだよね。

まあ、いいんだけどさ。

お心遣いをいただいたので、これで、大きい絵の具を二本買おう。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

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