◆◆◆ 1780 ★ テレビ番組を消化 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2013.6.9.

今よく見ているのは、山口源兵衛さん(帯プロモーター)、建築家の坂さん、アラーキー、ヴェネチアトリエンナーレなどの番組である。

もう、何度も見ている。

そのたびに心が動かされる。

感動というのは、こういうことである。

人の心を動かすというのには、情熱とか、アイディアが必要だ。

坂さんの、廃材を利用して作った、「紙パイプ」を健材にした建物には本当に驚いた。

ガウディの次ぐらいに驚いた。

アタシも、バリ島にいたときに、「バレ」という建物を見ている。

(バレとは、床・柱・屋根のみの建物で、高床になっていて風がよく通る。壁がないからね。)

彼も、似たようなものを見たのだと思う。

屋根・床・柱で構成される建物を見たら、ピンと来るはずである。

そうして、壁は、スダレだった。

まさに、バレ・そのものである。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

坂さんは、フランスの美術館をケンチクされて、「最近、作品を理解することが難しくなっているので、みんな、美術館に足を運ばなくなりましたけど、それでも、人が憩いのために集まる場所にしたい」

と話されていた。

全くその通り。

「現代美術館は、サッパリ解りません」

という人と、

「現代美術館が楽しいです。」

という人の話はかみ合うことは無い。

現代美術は、何故普及しないのかしらね。

普及しつつはあるんだと思うけど、アートかといわれると、アートとは思えない。

そういうことなんだろうね。

アタシの作品で、メガネっ娘という作品があるんだけど、(裸のマネキンの下半身の上に、上半身は、大量のメガネをくみ上げて構成された作品。)

そのメガネに値札がついてるんだよね。

17600円とか、16000円とか、24000円とか。

そうして、まず、みんな、その値札にビックリするわけよ。

そうして、一個もらえるよって話すと、またビックリ。

もらってゆく人は、あまりいないけど、居ないわけではない。

そうすると、今度は、どのメガネにするのかを真剣に選ぶわけ。

人間って奥深いでしょ。

アタシは、その、全く見知らぬ人が、一生懸命メガネを選んでいる姿を眺めて、人間の強欲ってものについて、学んでいるということになる。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

帯の番組は、色々な帯を作られているんだけど、どれも名画などがモチーフになっていて、山口さんの、アートへの思いが、帯になって伝わってくる。

ああ、いくらなんだろう。

調べたけど見つからないし。

名前違ってたらごめんなさい。

「日本人は、みんな、着物着たらいい。」

と話されていて、全くその通りだと思った。

民族衣装なんだからさ。

誇りを持って着て歩くべきなのよ。

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東京コレクションの期間中に特別イベントも開かれた。異彩を放ったのが「傾奇者達之系譜(かぶくものたちのけいふ)」という着物のショー。室町期の婆娑羅(ばさら)、桃山期のかぶき者など、奔放な装いを競った男たちをイメージした演出で、現代では忘れられた男の着物の魅力をアピールした。

 制作は京都のしにせ帯問屋「誉田屋源兵衛(こんだやげんべえ)」の山口源兵衛代表。当時の柄を研究し、「鯛(たい)」「破れ格子」など、女性に劣らず派手だった男の着物を再現し、泥染めやバティックなどによる新作も提案した。

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結局値段は解らなかった。汗。

いいの、どうせ買えないから。

帯は、自分で作ったバティックの帯で至福よぉ。(本物の手書きバティックのアンティークですぜ)

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

あと、気に入っているのが、河井寛次郎の番組かな。

何度見ても素晴らしいと思う。

前の番組の方が、もっと好きだったけど、また、彼の作品にふれられたということが、幸せなひと時なのである。

イラストレーターの安野さんの番組と、ラファエロのもよく見る。

ラファエロとミケランジェロ、どっちの才能が高かったのかというのは、個人的な結論はまだ出てない。

ただ、らフェア路は、人の作風や構想をパクって、よりよい作品に昇華させる能力が物凄く高かったっていう思いはある。

尾形 光琳(おがた こうりん、万治元年(1658年)みたいなね。

でもまあ、偉大な作品が多数残されているわけで、アタシなんて、一枚も出来てないんだから、まあ、やっぱ、天才だったんだろうとは思う。

よーし、今日は、営業の手紙、一本書くよーっ。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

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