◆◆◆ 1778 ★ 区役所を襲撃 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2013.6.6.

保健所から区役所は至近。

早朝の仕事のギャラは安いので、少し、公共デザイン系の仕事を増やそうと、区役所にも足を運ぶ。

最初に、契約課にいき、公共事業の受注登録について聞く。

電子登録を済ませてくださいみたいな話。

゛゛゛゛ああ゛゛゛。思い出した。

前にも検討したけど、手続きが面倒だし、お金もかかるので、やめようって決めたんだった。

帰ったあと、もう一度、ネットでチェックしよう。

そのあと、観光交流課に行き、区役所の、アタシが以前に手がけた観光マップの新しいバージョンを見る。

まあ、需要はあるよね。安ければね。

という内容。アタシのデザイン程度でも、十分可能性はあると思う。(実績は結構あった)

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

その後、観光施設の提案なるものをする。

どんな提案かといえば、先日テレビで見た、水陸両用の、観光バスの運行についてである。

荒川の虹の広場を発着場にし、駅から土手までを来た人に楽しんでいただくとか、もしくは、北千住駅を発着所にし、荒川土手まで行き、荒川をクルーズ、東京湾やスカイツリーまで。

とか、そんな感じの案。観光事業の提案の話を聞く担当がいるということなので、その人に話を聞いてもらう。

観光交流課の方は、そのバスであれば、すでに上役が下見に行き、乗ったりもしたという話になる。

それから、区議会からも、もっと観光に力を入れるように申し入れがある。という話をされる。(それを推進する部署なのでは???)

私が、なぜ、千住で展開できないのかとか、どういう問題があるので実現できないのかと聞くと、管理者との調整が複雑だという答え。

誰が管理しているのかと聞くと、区が管理しているということ。

虹の広場を区が管理しているのであれば、思いの他、実現が早いかもなと思ったが、私が用意した資料を受け取るでもなく、名前や連絡先を控えるでもなく、「そんな話、実現は不可能に決まっている。めんどうくさい」という顔をされ、やる気の無い感じだったので、この話はこの人にするのは、やめることにした。

知人も、「観光交流課で何相談してもムダだよ。何度行っても何もしてくれないよ」と話していたので、私だけが受けた印象ではないと思う。観光業というのは、サービス業なのだから、もっと適した人を配置したほうがいいのではという提案もしたい。

あれだよな、「観光提案の話を聞く担当」ではなく→「観光提案の話を聞き、どうすれば実現できるかを考える担当」となれば、多少は、来た人がムダ足にならず、折角の区民の町をよくしようというアイディアが、生きてくると思う。

知人の感じだと、何度も相談に行ったけど、いつも、とりあってくれないという感想で、「行ってもムダだからやめたほうがいい」という助言までされたので、きっと、区の別な方の対応も同じようなものなのだと類推できる。

そういう対応に腹を立てるというよりは、課そのものに意欲が無いということが、ついてないと思いながら、その後、別な用事で、まちづくり課に行く。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

そうして、自分の用事が済み、水陸両用バスの話をしてみる。

オジャラ「区民が、間に入るほうが、話が進みやすいということであれば、お手伝いしますし、気持ち的には、バス会社と、区の川を管理する担当の方が、直接進めていただけば、話も早いと思いますから、こちらには、「儲け」はないビジネスモデルですが、何が問題になっていて、どうすれば実現するのかという話を聞きたいです。」

と尋ねると、今度は、担当の部署があるので、案内しますから、そちらで話をしてみてください。

という答え。

随分と館内を歩き、川を管理する部署に到着。

そうして、ご担当の方に、ネットから取った数枚の写真や資料を渡す。

曙橋にもフェリー乗り場があって、思うように集客できていないというような話になる。

そのフェリーのことなら、アタシも知っている。お台場で働いていたときに、フェリーで通えないか、通勤経路をスタディーしたことがあったからだ。

1時間以上フェリーに乗ることや、朝、11時が始発という理由から断念した。

朝8時から運行していたら、通勤に使えたのにな。

それに、曙橋の桟橋も行ったことあるけど、周辺は何も無い場所である。

観光地というのは、こちらが意図して作れるものではない。

複合的な、雑多なものが集まって、色々な魅力を感じたいから、また訪れ、楽しみたいのである。

フェリーがあるから、そこに行くのではない。「浅草があるから、フェリーで行こう」

というのが正しいのだ。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

ご担当の方は、丁寧に話を聞いてくださり、私が、ニワカ作りのショボイ資料を手渡すと、そちらに、名前と連絡先を書くように言われる。

彼らも、当然に水陸両用バスの話は知っていて、現場のスロープの下見に行ったりもしているらしい。

オジャラ「足立区の観光強化は、千住しかないんです。千住は知名度もあるし、アクセスもいいです。私は、浅草のモデルと比較して、どうしたら、千住がよくなるのか、ずっと考えてきました。」(それは、性格的なこともあり、大学が、商学部ということもあって店に入れば、客の数と、値段、店舗の家賃、店員の数を数えて、採算を計算するというのが習慣である。本当)

別に考えたいワケではないが、毎日町で生活しているので、どうしたらもっと、活気がでるのかは、いつも考えている。

川の担当の方「ただ、曙橋のようにね、事業採算が合わないとね、実現は難しいですよね」

オジャラ「土手は、無料で使える足立区の財産なんです。観光資源なんですよ。アタシは、フェリーが虹の広場にきたらいいなとずっと思っていました。フェリーとなると難しいでしょうが、この程度の設備の、水陸両用バスなら、設備投資の面でも、可能性がぐっとでてくるかなと。

このほか、防災設備を兼ねてバーベキューコーナーを作るとか、ヤギやヒツジなどの小動物を飼って、雑草を食べさせながら、子供たちと遊ぶっていう案もあるんです。事務所を一つに集約して、シルバーの方にまとめて面倒見てもらえば、効率もよいし、雇用の確保も増えてきます。」

川の担当の方は、ニコニコ。

食い意地とセットでなければ、集客はありえない。(オジャラ論)

オジャラ「水陸両用車が乗り入れれば、テレビも新聞もバンバンきて、足立区のイメージもずっと上がってくると思います。」

私は、他愛もない話に忙しい時間を割いて下さったことにお礼を言い、実現は難しいかもしれないけど、いつか、その日が来ることを楽しみにしていますと伝える。

金もかかることだからね。

カンタンな設備だけど、大分かかることは間違いが無い。

私は、夢みたいな話でも、必要であれば、話すことに決めたのだ。いつか、実現する日がくるかもしれないからである。

町歩きのイベントに3000万円も使ったという話を聞く。

千住は、文化財や、観光資源がものすごくプアーなのだ。一過性のイベントや印刷物に何千万円もつぎ込む前に、もっと、シッカリと、文化財や文化人を作りこみ、歩ける場所に点在させ、文化財の展示などにも協力してもらい、魅力を高めてゆく活動も継続しなければならない。

ここ10年の、まちづくり課(公社)のトラストの出来具合や、噂を勘案すると、補助金目当ての人(だいたい同じ人が被っている場合が多い)に大分搾取されてきたというのが、個人的な感想である。

昨日には戻れないから、その話は書かないが、千住は、知名度もあるし、町の力もある。みんなが仲良くすれば、もっとよくなる。という確信はある。

商店街ごとの補助金制度の他、もう少し広範な参加店数の合計による補助金制などを導入すれば、みんながもっと仲良くなれるはずなのだ。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

おじゃら画廊

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.